配合飼料供給価格 トン当たり約550円値下げ 2025年10~12月期 JA全農2025年9月19日
JA全農は9月19日、2025年10~12月期の配合飼料供給価格を前期に対してトン当たり約550円値下げすると発表した。
4~6月期から3期連続で
値下げとなる。改定額は地域別、畜種別、銘柄別に異なる。
トウモロコシのシカゴ相場は6月上旬には1ブッシェル(25.4kg)4.4ドル台で推移していたが、米国の産地で生育に適した天候が続いたことや、8月12日に米国農務省が発表した需給見通しで生産量が大幅に増加する見通しとなったことから、8月中旬には3.8ドル台まで下落した。現在は4.2ドル前後で推移している。
大豆粕のシカゴ相場は6月上旬には1トン320ドル台で推移していたが、6月13日に米政府が予想を上回るバイオディーゼル使用義務数量案を発表したことで副産物の大豆粕の発生量が増えるとの見込みから、6月下旬には300ドル前後まで下落した。その後、8月の米農務省発表で米国産大豆の生産量が市場予想を下回ったことから上昇し、現在は310ドル前後で推移している。
海上運賃は米国・日本間は5月には1トン47ドル前後で推移していたが、6月に中東情勢の緊迫化を受けて原油相場が高騰したことや、航海日数の長い中国向け南米産大豆の輸出が増加し船腹需要が引き締まったため上昇し現在は同59ドル前後で推移している。
為替は6月上旬には1ドル143円台で推移していたが、米国でインフレ傾向が継続していることや、日銀が利上げに慎重なことから日米の金利差の縮小見通しが後退して8月上旬には150円台まで円安が進んだ。現在は148円前後となっている。
こうした情勢から円安となるものの、トウモロコシや大豆粕の価格が値下がりとなることから、配合飼料価格は前期対比で引き下げとなった。
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