農地マッチングサービス「ニナタバ」提供開始 尾道市で全国初導入 サグリ2024年4月22日
衛星データ(Satellite)×機械学習(AI)×区画技術(GRID)を掛け合わせ、農業や環境における課題解決を目指すサグリは、耕作放棄地の増加対策に貢献する農地マッチングサービス「ニナタバ」を提供開始。また、これまで広島県尾道市で実施してきた実証実験の成果を踏まえ、同市で導入されることを発表した。
日本の農業は、高齢化などにより農地が手放され、耕作放棄地が増加するという問題を抱えている。尾道市農業委員会では、令和5年度に県内の他市町に先駆けて始めた市の農地バンク制度を開始。
今年度から「ニナタバ」を導入することで、農地バンクの地図による見える化を図り、更なる対象農地の増加に繋げる。
農地のマッチングサービス「ニナタバ」は、全国の農地所有者と作り手・担い手(農家)をつなげ、農地の利用を促進するサービスで、広島県のサキガケプロジェクトの実証を通じて開発された。
サキガケプロジェクトは、デジタル技術の活用により社会課題を解決するアイディアの実現に向けて、社会実装や県内展開に向けた事業開発上、障壁となる規制の緩和や、新たなルールメイクを試行、新市場の開拓に取り組むプロジェクトの実証支援を行うもの。
同社は、これまで2年にわたりサキガケプロジェクトにおける取り組みを通して、令和5年度に尾道市内の一部地区において、実際に農地所有者の利用意向を確認。
「ニナタバ」上で見える化を行い、地域の農業の話し合いの促進にもつなげてきた。
重要な記事
最新の記事
-
米粉で地域振興 「ご当地米粉めん倶楽部」来年2月設立2025年12月15日 -
25年産米の収穫量746万8000t 前年より67万6000t増 農水省2025年12月15日 -
【年末年始の生乳廃棄回避】20日から農水省緊急支援 Jミルク業界挙げ臨戦態勢2025年12月15日 -
高温時代の米つくり 『現代農業』が32年ぶりに巻頭イネつくり特集 基本から再生二期作、多年草化まで2025年12月15日 -
「食品関連企業の海外展開に関するセミナー」開催 近畿地方発の取組を紹介 農水省2025年12月15日 -
食品関連企業の海外展開に関するセミナー 1月に名古屋市で開催 農水省2025年12月15日 -
【サステナ防除のすすめ】スマート農業の活用法(中)ドローン"功罪"見極め2025年12月15日 -
「虹コン」がクリスマスライブ配信 電話出演や年賀状など特典盛りだくさん JAタウン2025年12月15日 -
「ぬまづ茶 年末年始セール」JAふじ伊豆」で開催中 JAタウン2025年12月15日 -
「JA全農チビリンピック2025」横浜市で開催 アンガールズも登場2025年12月15日 -
【地域を診る】地域の農業・農村は誰が担っているのか 25年農林業センサスの読み方 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年12月15日 -
山梨県の民俗芸能「一之瀬高橋の春駒」東京で1回限りの特別公演 農協観光2025年12月15日 -
迫り来るインド起点の世界食糧危機【森島 賢・正義派の農政論】2025年12月15日 -
「NARO生育・収量予測ツール」イチゴ対応品種を10品種に拡大 農研機構2025年12月15日 -
プロ農家向け一輪管理機「KSX3シリーズ」を新発売 操作性と安全性を向上した新モデル3機種を展開 井関農機2025年12月15日 -
飛翔昆虫、歩行昆虫の異物混入リスクを包括管理 新ブランド「AiPics」始動 日本農薬2025年12月15日 -
中型コンバインに直進アシスト仕様の新型機 井関農機2025年12月15日 -
大型コンバイン「HJシリーズ」の新型機 軽労化と使いやすさ、生産性を向上 井関農機2025年12月15日 -
女性活躍推進企業として「えるぼし認定 2段階目/2つ星」を取得 マルトモ2025年12月15日 -
農家がAIを「右腕」にするワークショップ 愛知県西尾市で開催 SHIFT AI2025年12月15日


































