大阪府高槻市と連携協定を締結 ぶどう栽培でにぎわいづくり ノウタス2024年6月5日
ノウタスは6月3日、大阪府高槻市と連携協定を締結。ぶどう栽培を通じて、街のにぎわいづくりを目指す。
3日に高槻市役所で行われた調印式。濱田高槻市長(左)とノウタス髙橋代表
高槻市は、京都府と接する大阪市北部に位置する都市で、大阪からも京都からもアクセスのよいベッドタウン。河川や気候、肥沃な土壌にも恵まれ、農業が盛んな地としても知られる。一方で、農業の担い手不足は課題となっており、農地は年々減少していることから、同市では新規就農者支援や農家支援などさまざまな施策に力を入れている。
ノウタスは、「パープルM事業」として、ぶどうの既存品種のリブランディング、新種の研究、生産、加工、流通販売に取り組んでいる。高槻市はノウタス代表の髙橋明久氏とパープルM事業管掌VPの村上信五氏の出身地でもあり、同市の可能性をさらに引き出すため、昨年8月から双方で協議を重ねてきた。
高槻市は、農業を資源としたまちづくりの取り組みで実績を持つノウタスと連携し、農業の持続的な発展を通じ多面的な機能を発揮させ、市民サービスの向上と地域の活性化を目指す。
3日に行われた連携協定の調印式で濱田剛史高槻市長は、「この取り組みが全国から注目され、本市の一大ブランドになることを期待している」とコメント。髙橋代表は「ぶどう農園を運営しながら、地域の皆さまと共に高槻市の地域活性化につながる仕組みをつくっていきたい」と述べた。
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
アメリカ・バースト【小松泰信・地方の眼力】2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
備蓄米 第3回は10万t放出 落札率99%2025年4月30日
-
「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
-
東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
-
大阪万博「ウガンダ」パビリオンでバイオスティミュラント資材「スキーポン」紹介 米カリフォルニアで大規模実証試験も開始 アクプランタ2025年4月30日
-
農地マップやほ場管理に最適な後付け農機専用高機能ガイダンスシステムを販売 FAG2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日