森林再生プロジェクト「Present Tree」20周年で新提案 企業向けに祝花代わりの植樹を 認定NPO法人環境リレーションズ研究所2025年4月18日
認定NPO法人環境リレーションズ研究所(東京、鈴木敦子理事長)は森林再生プロジェクト「Present Tree(プレゼントツリー)」の20周年を記念し、企業などに向けて祝花の代わりに樹を贈る「サスティナブルな“お祝い”のカタチ」を提案する。記念植樹は4月17日から受付を始めた。
「プレゼントツリー」20周年記念
プレゼントツリーは都市部の人たちが樹の里親となり、森林の伐採跡地や被災林など「森をつくるべき場所」に植樹。その後10年間、地元の人たちと交流しながら育て、森とその周辺地域を元気にしていくプロジェクト。2005年1月のスタート当初は結婚祝や誕生祝など個人の寄付が中心だったが、企業からの寄付が増え、本社移転や役員就任の祝花替わりの植樹などでも活用されている。20年間の実績は国内59カ所・海外2カ国に約42万本の樹を植えた。
この間、セールスフォース・ジャパンの新社屋完成など新オフィス開設や役員就任といった慶事に、企業が「祝花としていただく胡蝶蘭をお断りする代わりに、森林再生活動への寄付を呼びかける」取り組みに協力してきた。今回は同研究所が主体となり「お祝いのお気持ちを"森"に還元する取り組み」として提案を開始した。
「祝花代わりの植樹」に興味を持つ企業からの相談を受け付けている。全国7カ所のプレゼントツリーの森から、企業ゆかりの地を選ぶことができ、慶事を機に森林再生活動への取り組みを呼びかけている。
記念植樹は神奈川県の「Present Tree for 湘南国際村めぐりの森Ⅱ」を寄付の対象植栽地とし、1本(6000円)、3本(1万8000円)、5本(3万円)からプランを選ぶ。苗木は社会福祉法人進和学園が主導する障がい者森づくり連携チーム「どんぐりブラザーズ」が育てる。同チームは「子どもも大人も、障がいのある人もない人も、みんなで森をつくろう!」をコンセプトに、多様な人々と多様な樹種を植えるダイバーシティな森づくりを目指している。
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