地元木材で「香りの授業」、広島県府中明郷学園で開催 セントマティック2025年5月1日
嗅覚の新たな顧客体験を提案するセントマティック(東京、栗栖俊治代表取締役)は4月21日、香りから言葉を紡ぎ、自分だけの物語を創作する感性教育プログラム「香りの授業」を、広島県府中市立府中明郷学園の6年生24人を対象に実施した。
「香りの授業」の様子
「香りの授業」は2021年から、既存の学校教育ではリーチできなかった嗅覚領域の可能性を拓く機会や、地域の香りを通じて故郷への愛着を深める学びとして、全国の教育機関と連携しながら開催を重ねてきた。今回は、県の官民共創まちづくりプロジェクト「ひろしまをつなげる30人」から発足したチーム(府中市、オタフクソース、カルビー、広島ガス、西日本旅客鉄道、ヒロマツホールディングス)との初の共催企画となった。
子どもたちに、嗅覚という新たなアプローチを通じて府中市の産業や資源、文化に愛着を持つ機会を提供するため、市の企画財政課から問合せ受けて実施した。授業で使用する木材は、市内企業の豊田産業、道田木材から提供され、ヒノキ・ヒバ・マツ・クス・モミなど、子どもたちは木材ごとの香りの違いや特徴を楽しんだ。
同社は2020年から、東京大学大学院農学生命科学研究科の東原和成研究室と共同研究を行ってきた。香りと言葉を同時にインプットする体験が人間の脳のさまざまな領域を活性化させることが解明されつつあり、香りの授業は本研究から得られた知見を生かした独自の教育プログラムだ。
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