生産者の視点から米生産の現状を報告「花巻食と農の推進協議会」総会 パルシステム神奈川2025年7月14日
生活協同組合パルシステム神奈川とパルシステム生活協同組合連合会、JAいわて花巻、岩手県花巻市で構成する「花巻食と農の推進協議会」は7月9日、パルシステム神奈川新横浜本部で第17回通常総会を開催した。
総会の参加者
総会では2024年度、田植えや稲刈りなどの農業体験会を核とし、生産者と消費者お互いが理解し合える交流を目指し、活動したことを報告。地域の魅力や農業の大切さ、米の味わいを伝えることをテーマに、産地と消費地の相互理解を深めていく2025年度事業計画など、提案された5議案すべてが全会一致で承認された。
総会開催に当たり、JAいわて花巻の髙橋利光組合長は「米の報道が連日あるなか、私たちは日本の食を支える重要な役割を担っている。皆さんとのつながりを大切にし、力を合わせて食の安全を守り、持続可能な農業を目指します」とあいさつ。続いて、花巻市農林部の菊池正彦部長は「米の価格安定には需給バランスが大切。生産者にとって、米の輸入拡大は受け入れ難いと市からも国に伝えている。今後も消費者に安全・安心で豊かな農産物を提供するため、農業経営の安定化に向け支援します」と話した。
総会後は生産者の視点から、米の在庫不足や価格上昇に関する報告があった。「長年安価だった米がようやく継続して生産していける価格に近付いてきたが、引き続き人手不足と経費高騰の課題に直面している。消費者の理解と生産者への支援が不可欠」「近年の高温障害は、米の収量にも影響している。多様な対策をしているが、地球温暖化は産地の努力だけでなく、総力を挙げ解決すべき課題」など、生産の苦労が語られた。
同協議会は2008年に、JAいわて花巻、花巻市、パルシステム神奈川、パルシステム連合会の4者により設立。生産者と消費者が一体となり、資源循環型・環境保全社会の構築を目指し、心豊かな生活空間を創造することを目的としている。
地域活性と持続可能な食と農を目指すため、年間を通しJAいわて花巻の生産者の田んぼで体験会を開き交流。利用者は産地との交流に加え、化学肥料や化学合成農薬に頼らず生産される米「エコ・岩手ひとめぼれ」の消費を通じ、産地の農業を応援する。安全・安心な農産物を介し、産地と消費者が直接結びついた事業や交流活動を推進している。
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