北海道産小麦3品種を贅沢ブレンド「春と秋がキタぞぅ」新発売 小田象製粉2025年9月4日
小田象製粉は、北海道産小麦100%の「キタぞぅシリーズ」第3弾となる、北海道産小麦3品種をブレンドした新商品「春と秋がキタぞぅ」を発売する。
食料安全保障の観点から国産農産物の活用が注目され、農林水産省も国産小麦の利用拡大を推進している。小麦の国内自給率(食用)は15%前後にとどまり、多くを輸入に頼る中、輸入小麦価格の高騰や国際情勢による供給リスクが課題となっている。一方、北海道産小麦は製パン適性と風味の良さから高い評価を得ており、ベーカリー業界でも国産小麦を使った付加価値の高い製品づくりが広がっている。
同社はこれまで、北海道産小麦の魅力を活かした「キタぞぅ」シリーズとして、「春がキタぞぅ("春よ恋"×"きたほなみ")」、「秋がキタぞぅ("ゆめちから"×"きたほなみ")」を展開。いずれも風味や作業性に優れ、好評を得ている。
新発売の「春と秋がキタぞぅ」
シリーズ第3弾の「春と秋がキタぞぅ」は、北海道産小麦の"春よ恋"、"きたほなみ"、"ゆめちから"の3品種の特徴を最大限に引き出せる配合でブレンドした小麦粉。"春よ恋"の豊かな風味、"ゆめちから"の超強力なグルテン、"きたほなみ"の適度な伸展性が調和し、甘み・香ばしさ・程よいもちもち食感を兼ね備え、安定した品質の生地作りが可能となる。
食パンやクロワッサンなどの折込生地はもちろん、幅広い二次加工に対応できる優れた作業性も魅力で、中華麺では、バランスの取れた弾力とコシを実現。茹で伸びしにくく、時間が経っても食感の変化が起こりにくい麺に上がる。外国産小麦を使用した製品に匹敵する粘弾性と伸展性を備え、パン・中華麺を問わず多彩な商品開発につながる。
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