農業IoT用ソーラー型ゲートウェイ「Agri Palette NEXT」販売開始 Momo2021年7月21日
株式会社Momo(兵庫県神戸市)は7月21日、農業IoT用ソーラー型ゲートウェイ「Agri Palette NEXT」の販売を開始。電源確保が難しいほ場でのセンシングが可能になる。
電源の確保が難しいほ場にセンシングシステムを導入できるAgriPalette
「Agri Palette」は、植物に必須の土壌(土壌水分量・土壌温度・土壌EC・土壌Ph)と空気(気温・湿度・二酸化炭素濃度)と日照量のデータをセンサで取得し、ゲートウェイ(受信機)を通じてウェブのデータベースに記録し、アプリで可視化するセンサーシステム。複数の農家がデータを共有し地域における同一生産品目の生産性を向上する農業IoTソリューション「Agri Palette With」を導入する神戸市西区の伊川健太郎トマト部会で、ゲートウェイ(受信機)のソーラー化実証実験を経て、ソーラー型ゲートウェイ「Agri Palette NEXT」の、販売を開始した。
ゲートウェイ(受信機)は、常時データを受信する必要があるため、従来型ではAC電源を必要としたが、トマト部会内では電源の確保が難しい圃場もあった。今回、ゲートウェイをソーラー化させる事で電源確保の難しいほ場にも農業用センサを適用することが可能となった。ソーラ型ゲートウェイ「Agri Palette NEXT」は同社が販売する「Agri Palette」のセンサを自由に組み合わせて使える。
「Agri Palette With」を導入した伊川健太郎トマト部会からは、「AC電源確保できない場所でも使えるので、ほ場の選択肢が広がる」「農家の意識は変わった。ハウス内の温度を数値で見る習慣が付いた」などの声が寄せられている。「AgriPalette NEXT」は1台11万9800円(税別)。
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