人手不足解消へ「アグロボット」千葉大学と共同研究開始 輝翠TECH2022年11月1日
アグロボットスタートアップの輝翠TECHは、千葉大学と農業における人手不足を解消するためにAIによる自動走行ロボットの共同研究を8月から開始。現場のニーズを捉えた新たなアグロボットの研究開発に取り組んでいる。
共同研究者の千葉大学学術研究・イノベーション推進機構の中野明正特任教授(写真左から2番目)。
輝翠TECH代表取締役のタミル・ブルーム氏(右から2人目)
農業に最新のテクノロジーを活用した「スマート農業」を導入することで、生産過程で多くの割合を占める収穫物の運搬や、草刈り・落ち葉の収集等のほ場整備にかかる時間や労働負担を軽減。その時間を、収量の増加や生産物の質の向上・改良、技術の継承に注ぐことができる。
同社は人口減少や高齢化、農業従事者の減少により生産量の維持が難しくなっている日本の農業にスマート農業を普及し、経営効率を高めることで、安定した農作物の生産を実現することをめざしている。
千葉大学大学院園芸学研究院の梨農場
共同研究は、園芸イノベーションを推進する千葉大学大学院園芸学研究院の梨やトマトなどの農作物を中心とした研究圃場で実施。アグロボットの走行や機能を実証実験しながら、自動走行による農作物の収穫・運搬をサポートする機能や、草刈り、落葉した葉や刈り取った草の回収、収穫適期になった果樹や病気の発見・通知機能の開発、ハウスなど施設園芸における技術開発の応用について検討を進めている。
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