福岡市西区に自社研究農場「welzo研究農場」完成 ニチリウ永瀬2022年11月17日
ニチリウ永瀬は11月10日、自社研究農場「welzo研究農場」が福岡市西区今津で完成し、落成式を実施。今後は九州大学との共同研究により施設園芸全般の作物を対象にしたスマート農法と資材の開発を進める。
welzo研究農場
同研究農場は、敷地面積約1000坪の中にビニールハウスを5棟構え、施設内に設置した高性能カメラや各環境測定機器から得られるデータで日々作物の生育状況を評価する。今後は、蓄積したデータをもとに植物の生育にとって最適な環境条件(温度や湿度など)や栄養条件(水や肥料など)を導き出し、最終的にはAIによる一貫した栽培管理を行うことを目的としている。すでに九州大学とともに、「キュウリの自動栽培システム(50t/反)」の開発に着手しており、今後は施設園芸全般の作物を対象にしたスマート農法及び資材の開発を進め、農場周辺地域の発展につなげる。
10日に行なわれた落成式で(福岡市西区)
落成式には、共同研究者の九州大学大学院農学研究院農業生産システム設計学の岡安教授をはじめ、同大学関係者や、福岡市農林水産局長など行政関係者に農場周辺の地域からも参加。施設内見学や社員との懇談や、収穫したキュウリの試食会を行なった。
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