完全人工光型植物工場「AN」初導入 福井県おおい町で10月から栽培開始 MCAS2023年3月24日
三菱ケミカルグループは3月23日、三菱ケミカルアクア・ソリューションズ(MCAS)の完全人工光型植物工場「AN(アン)」が販売開始から初めて、福井県おおい町に建設予定の植物工場に導入され、10月から栽培を開始すると発表した。
「AN」で栽培されたレタス(上)と同社の従来型人工光植物工場のレタス
「AN」は、MCASが株式会社クレオテクノロジー(埼玉県比企郡)と共同開発した完全人工光型植物工場システム。高品質な野菜を収穫できることをコンセプトに開発され、徹底した栽培効率の向上を実現し、菌数の低減や生産原価の引き下げにも成功している。
定植した苗が栽培室内を自動で循環しながら成長し、作業者は収穫まで栽培室内に入る必要がないため、菌や異物の混入リスクを低減。また、栽培室内の光や気流を制御することで、業務・加工用に対応可能な高品質で丈夫なフリルレタスを生産が可能で、従来の同社完全人工光型植物工場と比較して約3倍にあたる約300g/株以上のフリルレタスを播種後45日程度で収穫できる。
完全人工光型植物工場「AN」
「AN」が初導入される植物工場は、株式会社タガヤス(大阪市)が、福井県おおい町に建設予定の大型植物工場。タガヤスが野菜の生産・販売などの事業運営を行い、MCASはタガヤスに対し、種子・培地・液肥の販売、栽培指導を行う。
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