水田のパイプラインに対応遠隔水管理システム「給水バルブ」発売 farmo2023年4月24日
IoTで農業課題に取り組む株式会社farmoは5月1日、水田の水管理を自動化することで農家の水管理負担を大幅に削減する「給水バルブ」を発売。これまで、開水路にのみ対応した製品を提供してきたが、パイプラインにも対応し、全国90%以上の水田で、給水の自動化ができるようになる。
田んぼに設置された給水バルブ
水稲農家の高齢化が進む中、労働力となる若手農家や農業法人などを中心に農地の委託が集中し、管理面積が増えることで労力の負担も増えている。同社は、田んぼに挿すだけで水位が自宅に居ながら分かる水位センサーを始め、開水路の水管理を自動化する給水ゲートの提供に2016年から取り組んでいる。
給水ゲートにおいては、すでに設置されているのバルブのタイプが様々で、バルブに対応した製品も開発して欲しいと農業現場から要望が寄せられていたことから、パイプラインに対応した給水装置の給水バルブを開発。昨年まで給水バルブを試験販売し、全国各地の実証事業で活用され好評だったため、発売を決めた。現場の要望を受け開発した給水バルブは、実証事業で挙がった課題点を克服しており、発売前から多数の注文予約を受けている。
同社の給水バルブは一般的な製品と異なり、ネジで固定したり、施工業者に頼む必要もなく、既設のバルブに取り付けるだけで約10分と手軽に設置可能。給水バルブを操作するスマートフォンのアプリもユーザビリティを追求し、直感的に操作が可能なUIで農家も操作がし易くデザインしている。販売価格は6万6000円(税込)。月額費用は無料。
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