食と農の科学館で「農研機構130周年特別展」開催 農業技術の歴史を振り返る2023年7月25日
農研機構は、起源となる農商務省農事試験場の設立から今年で130年の節目を迎えた。これを記念して7月24日から、企画展示「農研機構130周年特別展」を開催。長い歴史の中で得られた農業技術の礎となる研究成果を紹介する特別展示で10月20日まで茨城県つくば市の農研機構食と農の科学館で開催している。
農研機構130周年特別展会場
特別展では、1893(明治26)年に設立された農商務省農事試験場の研究報告書第一号で、人類を飢餓から救った小麦開発の原動力となった「小麦農林10号」の種子や育種に関する資料、農研機構が国連食糧農業機関(FAO)と国際獣疫事務局(WOAH)から承認を受けて製造・備蓄している「牛疫ワクチン(レプリカ)」などを展示。農業分野の研究の歴史を振り返る。
農商務省農事試験場の研究報告書第一号・農研機構が製造・備蓄する「牛疫ワクチン(レプリカ)」
◎「展示名農研機構130周年特別展会」開催概要
会期:7月24日~10月20日9時~16時※土・日・祝日、8月10日~16日は休館。
会場:農研機構食と農の科学館
予約方法:個人は予約不要。団体は以下ウェブページから要予約
入場料:無料
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