水稲栽培における水管理最適化へ NTTデータCCSと連携開始 笑農和2023年12月28日
水田の水管理システム「paditch」を提供する笑農和は、水稲AI画像解析ソリューションを開発するNTTデータCCSと連携し、水稲栽培における水管理の最適化に向けた検討を開始した。
「paditch」は、水位・水温センサーとの組み合わせによる自動化で既に収量アップと省力化を実現しているが、豊富な学習データを擁したAI画像診断技術を保有するNTTデータCCSと連携することで、中干しの最適化などさらに高度な水管理を追求する。
笑農和は現在、Jークレジットの方法論「水稲栽培による中干し期間の延長(AG-005)」を活用し、paditchを水田に設置したカーボンオーナに、当該水田由来のカーボンクレジットを全て提供するカーボンパートナービジネスを推進している。paditchを利用した自動水管理により、中干しを延長しても収量・食味を維持または向上できる点が画期的で、来シーズンの水稲栽培での利用開始を目指す。
一方、NTTデータCCS は、スマートフォンや固定カメラで撮影した画像から、画像解析とAIを用いて稲の生育ステージを判定する技術(特許第6638121号)を保有。経験を積んでようやくつかめるカン・コツが共有できる上、田んぼに入って稲を傷めることなく稲の生育ステージを確認できる。 生育ステージに応じた適切な時期に追肥等の作業を行うことで、収量性と品質の向上につなげる。
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