弘前大学とリンゴ品種に関する契約締結 共同研究を実施 Wismettacフーズ2024年3月21日
Wismettacフーズと、弘前大学は、リンゴ品種「HFF63」(商標名:きみと)を用いた産学連携で、契約締結と共同研究を実施。日本の優良品種を活用、知的財産を用いた事業の普及・展開をめざす。
リンゴの新品種「きみと」
Wismettacグループは、2023年10月に公表した「中期経営計画(2024-2026年)」において、青果事業のグローバル展開推進のひとつとして、知的財産権を活用した日本品種の海外生産及び海外販売事業を、新たな収益の柱として掲げている。
同事業の取組みの一環として、Wismettacフーズと弘前大学は、リンゴの新品種「きみと」の海外展開に取り組んでおり、2020年9月に「きみと」の南アフリカにおける育成者譲渡契約を締結。約4年間にわたり共同研究を行っている。
同契約は、Wismettacフーズが南アフリカにおいて育成者権の取得および商標を登録し、それに基づき種苗、収穫物等を生産・販売等することに関して、相互の利益の増進と発展に寄与することを目的として締結した。同契約により、南アフリカでの品種利用に関する許諾料が弘前大学に還元される。現在、南アフリカへ輸出された「きみと」の穂木は、現地の検疫所での検査合格後、現地パートナーの圃場で商業栽培へ向けた試験栽培を進めている。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(140)-改正食料・農業・農村基本法(26)-2025年5月3日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(57)【防除学習帖】第296回2025年5月3日
-
農薬の正しい使い方(30)【今さら聞けない営農情報】第296回2025年5月3日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「盗人に追い銭」「鴨葱」外交の生贄にしてはならぬ農産物2025年5月2日
-
【2025国際協同組合年】情報を共有 協同の力で国際協力 連続シンポスタート2025年5月2日
-
イネカメムシが越冬 埼玉、群馬、栃木で確認 被害多発の恐れ2025年5月2日
-
九州和牛をシンガポール人に人気のお土産に 福岡空港で検疫代行サービスを開始 福岡ソノリク2025年5月2日
-
就労継続支援B型事業所を開設し農福連携に挑戦 有機農家とも業務提携 ハピネス2025年5月2日
-
宮崎ガス「カーボン・オフセット都市ガス」 を県庁などに供給開始 農林中金が媒介2025年5月2日
-
5月29日から「丸の内 日本ワインWeeks2025」開催 "日本ワイン"を学び、楽しむ3週間 三菱地所2025年5月2日
-
協同心の泉 大切に 創立記念式典 家の光協会2025年5月2日
-
【スマート農業の風】(14)スマート農業のハードルを下げる2025年5月2日
-
(433)「エルダースピーク」実体験【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年5月2日
-
約1cm程度の害虫を強力捕獲「吊るしてGET虫ミニ強力タイプ」新発売 平城商事2025年5月2日
-
農中情報システム 自社の導入・活用のノウハウを活かし「Box」通じたDX支援開始2025年5月2日
-
洗車を楽しく「CRUZARD」洗車仕様ホースリールとノズルを発売 コメリ2025年5月2日
-
戦後80年の国際協同組合年 世代超え「戦争と平和」考える パルシステム神奈川2025年5月2日
-
生協の「地域見守り協定」締結数 全市区町村数の75%超の1308市区町村に到達2025年5月2日
-
ムコ多糖症ニホンザルの臨床徴候改善に成功 組換えカイコと糖鎖改変技術による新型酵素2025年5月2日
-
エフピコ×Aコープ「エコトレー」など積極使用で「ストアtoストア」協働を拡大2025年5月2日