「戦略的スマート農業技術の開発・改良」新規採択課題を決定 生研支援センター2024年4月15日
生研支援センターは4月12日、「戦略的スマート農業技術の開発・改良」における、採択課題として10課題を発表。スマート農業技術の開発が必ずしも十分でない品目や分野において、解決すべき技術課題の技術開発や改良を支援する。
生研支援センターは、スマート農業技術の開発が必ずしも十分でない品目や分野において、解決すべき技術課題の技術開発や改良を支援する「戦略的スマート農業技術の開発・改良」を公募。1月18日から2月15日までを募集期間とし、応募のあった21課題について、外部有識者等で構成される委員会で審査を行った結果、10課題を新規採択することに決めた。
同事業では、野菜(露地野菜/施設園芸)、果樹・茶、土地利用型作物、畜産などのスマート農業技術の開発が必ずしも十分でない品目や分野について、地域の企業(農業機械メーカーやICTベンダー等)、生産者、研究機関等が連携して行う技術開発や改良を支援している。
◎「戦略的スマート農業技術の開発・改良」採択の10課題
研究課題名:露地野菜の生育斉一化のためのデータ駆動型可変施肥システムの開発
研究代表機関名:国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
研究課題名:梨の省人・省力に資する自動選果ロボットの開発と栽培・収穫・流通までの一連運用体系の構築
研究代表機関名:鳥取中央農業協同組合
研究課題名:果実選別の経験と勘を可視化する装置の開発と普及
研究代表機関名:千葉県農林総合研究センター
研究課題名:AI・画像処理・ドローンを用いて授粉を行う果樹栽培支援システムの研究開発
研究代表機関名:国際電気通信基礎技術研究所
研究課題名:子豚の非接触生体モニタリングを通じた豚舎環境最適化
研究代表機関名:国立大学法人 鹿児島大学
研究課題名:肉牛の画像センシングによる発情および疾病検知技術の開発
研究代表機関名:国立大学法人 高知大学
研究課題名:鹿児島県曽於市画像解析による肉用牛子牛疾病予兆発見AI プロジェクト
研究代表機関名:国立大学法人 鹿児島大学
研究課題名:中小規模花き営農に対応したスマート花き計画生産技術と装置の開発
研究代表機関名:国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
研究課題名:食品ロス軽減のためのカキ果実の日持ち性AI 判定装置の開発
研究代表機関名:国立大学法人東海国立大学機構 岐阜大学
研究課題名:施設園芸のグリーン成長戦略を指向した低コスト型スマートCO2 施用を核とするブリッジテクノロジーの開発と多品目への展開
研究代表機関名:国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
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