「無農薬いちごコンテナ」熊本で生産開始 12月から生産システムをパッケージ販売 ゼブラファーム2024年6月21日
ゼブラファーム(東京都千代田区)は6月21日、熊本市で「無農薬いちごコンテナ生産」を開始することを発表。農地に依存せずに無農薬いちごを安定生産するシステムをパッケージ化し、12月から販売を予定している。
ゼブラファームは、ポリエステル媒地を利用した生産により、農地に依存せず、かつ連作障害の影響を受けない高品質な無農薬いちごを安定して生産するシステムを開発。二酸化炭素およびエネルギーコストを50%以上削減した技術を導入することで環境にやさしい栽培方法を実現する。
大阪府寝屋川市でハウス栽培しているいちごでは糖度15~16度以上の生産に成功しており、熊本市でのコンテナ生産では果皮が柔らかい「よつぼし」いちごで糖度15度以上を目標に生産する。
コンテナ生産(栽培)の特長は、「高生産」「高品質」「高収益」。このコンテナ生産では年間を通して3〜4サイクルで生産・収穫でき、ハウス栽培一反分のパフォーマンスが得られる。企業の空いた敷地を有効活用でき、本業にプラスして副業(新規事業)として農業に取り組むことが可能。
空き敷地の有効活用で副業収益
同社代表取締役の木村太一氏は「次世代の農業を担う若者たちの参入を支援し、地域社会と共に成長していきたい」とコメント。今後は、12月からコンテナ生産システムのパッケージ販売を始め、多くの企業や個人に向けて無農薬いちごの魅力を伝えていく。
重要な記事
最新の記事
-
第21回イタリア外国人記者協会グルメグループ(Gruppo del Gusto)賞授賞式【イタリア通信】2025年7月19日
-
【浜矩子が斬る! 日本経済】「政見放送の中に溢れる排外主義の空恐ろしさ」2025年7月18日
-
【特殊報】クビアカツヤカミキリ 県内で初めて確認 滋賀県2025年7月18日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 滋賀県2025年7月18日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 兵庫県2025年7月18日
-
『令和の米騒動』とその狙い 一般財団法人食料安全保障推進財団専務理事 久保田治己氏2025年7月18日
-
主食用10万ha増 過去5年で最大に 飼料用米は半減 水田作付意向6月末2025年7月18日
-
全農 備蓄米の出荷済数量84% 7月17日現在2025年7月18日
-
令和6年度JA共済優績LA 総合優績・特別・通算の表彰対象者 JA共済連2025年7月18日
-
「農山漁村」インパクト創出ソリューション選定 マッチング希望の自治体を募集 農水省2025年7月18日
-
(444)農業機械の「スマホ化」が引き起こす懸念【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月18日
-
【サステナ防除のすすめ2025】水稲害虫の防ぎ方「育苗箱処理と兼ねて」2025年7月18日
-
最新農機と実演を一堂に 農機展「パワフルアグリフェア」開催 JAグループ栃木2025年7月18日
-
倉敷アイビースクエアとコラボ ビアガーデンで県産夏野菜と桃太郎トマトのフェア JA全農おかやま2025年7月18日
-
「田んぼのがっこう」2025年度おむすびレンジャー茨城町会場を開催 いばらきコープとJA全農いばらき2025年7月18日
-
全国和牛能力共進会で内閣総理大臣賞を目指す 大分県推進協議会が総会 JA全農おおいた2025年7月18日
-
新潟市内の小学校と保育園でスイカの食育出前授業 JA新潟かがやきなど2025年7月18日
-
令和7年度「愛情福島」夏秋青果物販売対策会議を開催 JA全農福島2025年7月18日
-
「国産ももフェア」全農直営飲食店舗で18日から開催 JA全農2025年7月18日
-
果樹営農指導担当者情報交換会を開催 三重県園芸振興協会2025年7月18日