植物栽培の生理生態情報定量的を可視化 高知大学IoP共創センターと共同研究開始 welzo2025年3月12日
農園芸イノベーションカンパニーのwelzoと、農学とデータサイエンス等との異分野融合による新たな学術「地域情報共創学」を先導する高知大学IoP共創センターは、持続可能な農業への新しいアプローチとして、植物栽培における生理生態情報の定量的可視化に関する共同研究を開始。導き出した生理生態情報を基に、農業に役立つ支援情報として提供することで農業生産性の向上をめざす。
植物生理生態情報の細分化
「植物生理生体情報」は、一般的に植物の生理学や生体情報を指すもので、具体的には植物がどのように成長し、栄養を摂取し、外部の環境変化に対応するか、その生命活動に関する情報。光合成や呼吸、水分の吸収などがその中に含まれる。
共同研究は、IoPで開発されたモニタリング機材を用いてキュウリなどの栽培における施設内外の環境情報と植物生体を観察し、高知大学の光合成に関する学理を活用して解析し、高い生産性と再現性をもったキュウリ等の養液土耕栽培を確立する。
測定中の様子
共同研究が行われるwelzo研究農場(福岡市西区)は、敷地面積約1200坪、ビニールハウス6棟を構える、農業の先進技術研究に特化した施設。施設内に設置した高性能カメラや各環境測定機器から得られるデータで日々作物の生育状況を評価している。
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