植物工場研究施設「オープンイノベーションセンター」東京都に開設 Oishii Farm2025年6月3日
植物工場を展開するOishii Farm(本社:米国ニュージャージー州)の日本法人でOishii Farm株式会社は、植物工場の研究開発施設「オープンイノベーションセンター」を、東京都多摩地区の羽村市に開設する。
「オープンイノベーションセンター」イメージ
Oishii Farmの「オープンイノベーションセンター」は、植物工場に必要な各領域を牽引している企業と連携しながら、革新的な研究開発を推進する施設。日本は、植物工場に必要な二大要素である農業と工業の両領域において、世界トップクラスの技術力と研究者を有しており、これらの強みを最大限に活かすため、同センターを東京に設置する。
同施設では、今後50億円以上を投資し、植物工場における量産化、生産性の向上、サステナビリティの追求、おいしさの探求、新たな果物・野菜の生産などに向けた研究が行われる。
植物工場のリーディングカンパニーとなり、自動車産業に次ぐ、新たな日本発のグローバル産業の創出を目指すOishii Farmは、東京を拠点に世界展開に向けた基盤構築を推進。必要な技術や設備を詰め込んでパッケージ化し、個別開発なしでそのまま各地に展開可能な状態とする植物工場のターンキーソリューションの実現に取り組む。
東京都羽村市に設置する「オープンイノベーションセンター」
Oishii Farmの日本オフィスと「オープンイノベーションセンター」は、東京都多摩地区の羽村市に開設。サッカーコート2面分以上に相当する、延床面積1万5272.45㎡の施設(CREDO羽村)の全棟を活用して開設する。
同施設は、植物工場の運営に必要なインフラを整えることで、安定した研究体制を支える。また、太陽光発電など再生可能エネルギーの活用やZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)認証の取得により、環境負荷の低減にも配慮。広大なスペースを活かした最先端の研究開発体制を整備し、さらなる成長と技術革新を目指す。
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