有機質資材からの養分供給量を予測「有機質資材肥効見える化アプリ(畑・水田版)」公開2025年6月5日
農研機構は、「有機質資材肥効見える化アプリ(畑・水田版)」を開発し、日本土壌インベントリーのウェブサイトに公開した。生産者や普及指導員がこのアプリを使うことで、家畜ふん堆肥や植物油かすなどの有機質資材からの養分(窒素、リン酸、カリ)供給量を「見える化」できるようになり、適正な施肥計画や化学肥料使用量の低減を図ることができる。
有機質資材肥効見える化アプリの入力画面(水田版の例)
家畜ふん堆肥や植物油かすなどの有機質資材は、作物に対する養分(窒素、リン酸、カリ)の供給源として重要。そこで2021年5月、まずは生産者のニーズが高い窒素について、畑向けの「有機質資材の肥効見える化アプリ」をウェブサイトに公開した。
今回はこのアプリをリニューアルし、①水田版の追加、②リン酸・カリ肥効予測機能の追加、③計算に必要な資材特性値の自動入力機能(手入力による上書きも可能)の追加の主に3点の機能を拡張した。②と③の機能は、畑版、水田版の両方で利用できる。
同アプリは、農研機構が運用する日本土壌インベントリーのウェブサイト内にある土壌管理アプリ集に「有機質資材肥効見える化アプリ(畑・水田版)」として収納。アプリを利用することで、有機質資材からの養分供給量(減肥可能量)がわかるようになるため、減化学肥料栽培での減肥可能量の把握や有機栽培での施肥設計に活用できる。アプリは無料で利用可能。
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