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【注意報】ネギにシロイチモジヨトウ 都内全域で多発のおそれ 東京都2025年10月7日

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東京都病害虫防除所は、ネギにシロイチモジヨトウが都内全域で多発のおそれがあるとして、10月6日に令和7年度病害虫発生予察注意報第1号を発表した。

図1:フェロモントラップによるシロイチモジヨトウの誘殺数推移(立川市内)

図1:フェロモントラップによるシロイチモジヨトウの誘殺数推移(立川市内)

東京都病害虫防除所によると、シロイチモジヨトウのフェロモントラップの誘殺数は、8月第5半旬までは平年値と同等だったが、その後誘殺数が急増。8月第6半旬から9月第6半旬の誘殺数は7.8~27.5頭となり、平年値の2.9~17.4倍だった。9月第3、4半旬を除き過去10年間の同期間において最多となった(図1)。

図2:幼虫(左:若齢幼虫、中:中齢幼虫、右:老齢幼虫)(提供:東京都病害虫防除所)

図2:幼虫(左:若齢幼虫、中:中齢幼虫、右:老齢幼虫)(提供:東京都病害虫防除所)

9月の病害虫発生予察調査では、都内のネギ圃場5地点におけるシロイチモジヨトウの被害株率は38.0%となり、平年値(0%)より著しく高かった。

気象庁が9月25日に発表した関東甲信地方の1か月予報によると、向こう1か月の平均気温は高い確率が80%。シロイチモジヨトウの発生に好適な環境が続くと予想される。

図3:成虫(提供:東京都病害虫防除所)

図3:成虫(提供:東京都病害虫防除所)

同虫はネギの他にイチゴ、キャベツ、ホウレンソウ、レタス、花き類などを加害することが知られており、都内でもハボタンで発生が確認されている。

同所では次のとおり防除対策を呼びかけている。

(1)卵塊や若齢幼虫の集団が寄生した葉は見つけ次第取り除く。

(2)老齢幼虫では薬剤の効果が低下するため、若齢幼虫のうちに薬剤散布を実施する。

図4:ネギでの被害(提供:東京都病害虫防除所)

図4:ネギでの被害(提供:東京都病害虫防除所)

表1:ネギのシロイチモジヨトウに対する主な防除薬剤

表1:ネギのシロイチモジヨトウに対する主な防除薬剤

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