ジニア「プロフュージョン」に3つの新色 サカタのタネ2013年2月7日
サカタのタネはジニア(ヒャクニチソウ)の人気シリーズ「プロフュージョン」で八重咲きの新品種を3品開発した。2月中旬に発売する。
「プロフュージョン」は、同社が世界で初めて開発したジニアの種間交配品種だ。1999年に商品化され、暑さや乾燥への強い耐性、斑点細菌病やうどんこ病などへの高い耐病性、旺盛な生育、長期間花が咲くこと、枯れた花を覆い隠すように新しい花が咲く「セルフクリーニング」性質、など優れた特長が多く、花壇・鉢物用として世界中で親しまれている。
これまで一重咲き8品種、八重咲き4品種の計12品種が発売されているが、このラインナップに「ダブル ホットチェリー」、「ダブル ディープサーモン」、「ダブル イエロー」の3品種が新たに加わった。
なかでも「ホットチェリー」は、高温時に花弁の色が薄くなりやすい点を克服し強い日差しや高温環境でも鮮やかな色を保つことができる。開発までに10年を費やした品種で、「美しい花をたくさん咲かせる」との評価を得て、世界2大花き品評会と言われるオール・アメリカン・セレクションズで最高賞、フロロセレクトで金賞を受賞した。
各品種とも税込み希望小売価格は種子1袋1000粒入りが5250円、セルトップ苗は406穴セルトレー(380本保証)が6983円。受注は、全国の種苗店、JAなどで受け付けている。
同社はこの3品種を「100周年記念品種」として国内外で積極的に拡販し、シリーズ全15品種合計で初年度年間2億円の売上をめざす。
(写真は「プロフュージョン ダブル ホットチェリー」)
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