土壌の種類がわかる無料アプリを公開 農環研2014年1月15日
農業環境技術研究所(農環研)は、農耕地の土壌の種類が分かるスマートフォンやタブレット端末用無料アプリケーション「e-土壌図」を公開した。
農環研はWebサイト「土壌情報閲覧システム」で、全国の農耕地のデジタル土壌図などの情報発信を行っている。
このたび公開した「e-土壌図」は、このシステムを改良し、さらに使いやすくしたもの。全国の農耕地の土壌図やその特性などを簡単に検索・表示できる。また、利用者が独自につくったメモ、画像、PDFファイルなどを保存したり、そのデータをほかのユーザーと共有することもできるなどのコミュニティー機能もある。
農環研では、このアプリを使うことで専門的知識がなくてもきめ細やかに土壌診断、病害虫・雑草の防除、総合的な作物管理などができるとして、営農指導や土壌調査などに役立ててほしいと、普及に期待している。
このアプリは、現在、アップル社が運営するAPP Storeで無料配布している。Android用のアプリは近日中にグーグル社のGoogle Playで公開する予定。

(写真)
「e-土壌図」の操作画面(A)一般地図を背景にした土壌図とアプリ機能(B)衛星画像を背景にした土壌図(C)土壌の特性の説明画面
(関連記事)
・世界中の農業環境の変化、簡単に検索・閲覧(2014.01.10)
・米の新品種・加工技術など 2013年10大研究(2013.12.19)
・水稲の高温障害テーマにシンポ 日本土壌協会(2013.11.13)
・土壌のCO2吸収量ひと目でわかるwebサイト(2013.10.04)
・温暖化による土壌有機物の分解速度を解明(2013.08.28)
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】キュウリ黒点根腐病 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【特殊報】ウメ、モモ、スモモにモモヒメヨコバイ 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【注意報】トマト黄化葉巻病 冬春トマト栽培地域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
【注意報】イチゴにハダニ類 県内全域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
バイオマス発電使った大型植物工場行き詰まり 株式会社サラが民事再生 膨れるコスト、資金調達に課題2025年12月26日 -
農業予算250億円増 2兆2956億円 構造転換予算は倍増2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(1)2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(2)2025年12月26日 -
米卸「鳥取県食」に特別清算命令 競争激化に米価が追い打ち 負債6.5億円2025年12月26日 -
(467)戦略:テロワール化が全てではない...【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月26日 -
【スマート農業の風】(21)スマート農業を家族経営に生かす2025年12月26日 -
JAなめがたしおさい・バイウィルと連携協定を締結 JA三井リース2025年12月26日 -
「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業」採択 高野冷凍・工場の省エネ対策を支援 JA三井リース2025年12月26日 -
日本の農畜水産物を世界へ 投資先の輸出企業を紹介 アグリビジネス投資育成2025年12月26日 -
石垣島で「生産」と「消費」から窒素負荷を見える化 国際農研×農研機構2025年12月26日 -
【幹部人事および関係会社人事】井関農機(1月1日付)2025年12月26日 -
GREEN×EXPO 2027の「日本政府苑」協賛を募集 2027年国際園芸博覧会協会2025年12月26日 -
初の殿堂入り生産者誕生 産直アプリ「ポケットマルシェ」2025年生産者ランキングを発表2025年12月26日 -
災害時の食の備えを支援 新サイト「食の備え BOSAI」公開 コープこうべ2025年12月26日 -
直営7工場で2026年元日一斉休業を実施「働き方改革」を推進 サラダクラブ2025年12月26日


































