リン酸肥料削減の基本方針策定 農研機構2014年11月19日
農研機構は東北以南8県と東北大学大学院農学研究科との共同研究により、水稲作でのリン酸施肥量を削減する基本的な指針を策定した。
この指針によると、リン酸施肥量を半減できる条件を土壌100g中に有効態リン酸量が15mgより多い場合としている。
具体的には、土壌の有効態リン酸含有量(乾燥土100g当たり)が10?15mgの場合は「標準施肥量?標準施肥量の半分。15mgより多い場合は「標準施肥量の半量としている。
農研機構では、今後、各地域でリン酸肥料削減の指針を作成するときに、活用して欲しいとしている。
問い合わせは
農研機構中央農業総合研究センター土壌肥料領域 城跡研究員・新良力也氏
電話:029-838-8532
(関連記事)
・高速作業が可能な水田除草装置を開発(2014.11.05)
・多収の直播向き水稲「ちほみのり」(2014.10.31)
・稲発酵粗飼料の新品種「べこげんき」を開発 農研機構(2014.10.30)
・倒れにくく、いもち病に強いモチ新品種「ときめきもち」を育成(2014.10.28)
・ICTを経営に活かす 農業機械化フォーラム(2014.10.14)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(164)-食料・農業・農村基本計画(6)-2025年10月18日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(81)【防除学習帖】第320回2025年10月18日
-
農薬の正しい使い方(54)【今さら聞けない営農情報】第320回2025年10月18日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第114回2025年10月18日
-
【注意報】カンキツ類に果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 高知県2025年10月17日
-
【国際協同組合年・特別座談会】いまなぜ二宮尊徳なのか 大日本報徳社鷲山社長×JAはだの宮永組合長×JAはが野猪野氏(1)2025年10月17日
-
【国際協同組合年・特別座談会】いまなぜ二宮尊徳なのか 大日本報徳社鷲山社長×JAはだの宮永組合長×JAはが野猪野氏(2)2025年10月17日
-
【国際協同組合年・特別座談会】いまなぜ二宮尊徳なのか 大日本報徳社鷲山社長×JAはだの宮永組合長×JAはが野猪野氏(3)2025年10月17日
-
25年度上期販売乳量 生産1.3%増も、受託戸数9500割れ2025年10月17日
-
(457)「人間は『入力する』葦か?」という教育現場からの問い【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年10月17日
-
みのりカフェ 元気市広島店「季節野菜のグリーンスムージー」特別価格で提供 JA全農2025年10月17日
-
JA全農主催「WCBF少年野球教室」群馬県太田市で25日に開催2025年10月17日
-
【地域を診る】統計調査はどこまで地域の姿を明らかにできるのか 国勢調査と農林業センサス 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年10月17日
-
岐阜の飛騨牛や柿・栗など「飛騨・美濃うまいもん広場」で販売 JAタウン2025年10月17日
-
JA佐渡と連携したツアー「おけさ柿 収穫体験プラン」発売 佐渡汽船2025年10月17日
-
「乃木坂46と国消国産を学ぼう!」 クイズキャンペーン開始 JAグループ2025年10月17日
-
大阪・関西万博からGREEN×EXPO 2027へバトンタッチ 「次の万博は、横浜で」 2027年国際園芸博覧会協会2025年10月17日
-
農薬出荷数量は0.5%増、農薬出荷金額は3.5%増 2025年農薬年度8月末出荷実績 クロップライフジャパン2025年10月17日
-
鳥取県で一緒に農業をしよう!「第3回とっとり農業人フェア」開催2025年10月17日
-
ふるさと納税でこどもたちに食・体験を届ける「こどもふるさと便」 IMPACT STARTUP SUMMIT 2025で紹介 ネッスー2025年10月17日