農機サービス士51名を認定 平成28年度JAグループ農業機械検定2017年4月3日
JA全農は、農業機械整備などを担当するJA職員の技術を高め、内外にアピールするために「JAグループ農業機械検定」を平成23年度から実施してきているが、28年度の検定試験を実施し、その結果を公表した。
この検定は、経験年数に応じた農機担当者のスキルアップを目的に、実際の修理・整備に必要な農機の知識・技能、各メーカー固有の機構・新技術、納品・安全指導など、より業務に密着した内容を検定項目に取り入れ、JAグループ独自の検定制度として平成23年度からスタートした。
1級対象者は電装、油圧、自動化装置と新機能に対応できる知識・技術が求められ、2級では取扱商品の特長、安全操作、日常点検に対応できる知識・技術が求められる。
これまでに培ってきた知識を学科試験・実技試験を受検する中で見直し、適切・的確な日常業務に結びつけ、レベルアップを図ることがこの検定の狙いだ。
これまでに、1級29名、2級120名の合格者が全国で農業機械事業に携わっている。
平成28年度は26県185名(1級27名、2級158名)の申し込みがあり、学科試験を突破した1級14名、2級78名が、全国5会場で行われた実技試験に挑んだ。限られた時間の中で行う実技はスピードも重要視されるため、普段から安全確認・作動確認が身に付いているかどうかも重要なポイントだといえる。
実技試験の結果、1級4名、2級47名が合格し、新たに認定された。
この結果、現在は1級が33名、2級が167名となり合計200名の農機サービス士が活動している。
自身のスキルアップと自信に繋がる農業機械検定は、今年度も開催予定だ。
(写真)農機検定
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