管理作業に最適トラクタRTSハイクリ仕様発売 ヰセキ2018年1月10日
井関農機(株)は、好評のトラクタ「レスパ」RTSシリーズに、さまざまな作物作業体系で使えるハイクリアランス仕様を新たに追加し、販売を開始した。
稲作農家の経営規模拡大や担い手農家への農地集約が進む一方、収益性の高い野菜作への関心が高まっている。近年、稲作から野菜作への転作が進む中、管理用に特化したトラクタのニーズが増加しており、条件適応性が高く、さまざまな作物で使用可能なトラクタが求められている。
このたび同社は、2016年に発表した新型トラクタ「レスパ」RTSシリーズにハイクリアランス仕様を新たに型式設定し、発売した。ハイクリ仕様で管理作業に特化しているが、耕うん作業やうね立て、防除、カルチ作業など多彩な作業に対応できる。
(写真)「レスパ」RTS25-S54J
◎「レスパ」RTS25-S54Jの主な特長
1.畑での管理作業に最適なハイクリアランスと、作物ごとの栽培体系に応じて調整可能な可変トレッドを採用。
2.野菜作等の多種多様な栽培体系に対応できるよう、トレッド範囲がより広く調整できるワイドトレッド仕様を新規設定した。また、水田転作向けのハイラグタイヤと、畑作向けのローラグタイヤを設定し、使用条件により選択できるなど、バリエーションの充実を図った。
3.快適な作業性を追及し、旋回時に片ブレーキが自動で作動するシンプルオートブレーキを採用、オペレーターの体格に合わせハンドル位置を調整できるチルトステアリングや、長時間労働でも疲れにくいデラックスシートを採用した。
4.安全性、メンテナンス性向上を図り、片ブレーキ誤操作防止装置の採用や、追突事故を防止する低速車マーク大型反射板を標準装備、メンテナンス性に優れたフルオープンボンネットを採用した。
5.親切装備として、トラクタの乗降に便利なアシストグリップや、シート下によく使う工具を収納する工具箱を配置、給油口そばに燃料タンクを置く給油台を採用、燃料残量警告灯と満タンブザーなどを採用した。
「レスパ」RTS25-S54Jの希望小売価格は278万1000円~284万400円(税込)。販売目標台数は年間60台、平成29年12月から販売を開始した。
(関連記事)
・歩行型草刈機「プチもあ」新発売 ヰセキ(17.12.19)
・農業女子PJコラボ農機「歩行型草刈機」を発表 井関農機(17.12.15)
・「ファーマーズ&キッズフェスタ2017」開催 JAグループ・ヰセキ(17.11.13)
・丸の内農園に農業女子とのコラボ農機出展 ヰセキ・丸山(17.11.07)
・「夢ある農業女子応援Project in東北」開催 井関農機(17.08.08)
・ロボトラなど新商品を発表 井関農機(17.06.15)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(134)-改正食料・農業・農村基本法(20)-2025年3月22日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(51)【防除学習帖】第290回2025年3月22日
-
農薬の正しい使い方(24)【今さら聞けない営農情報】第290回2025年3月22日
-
政府備蓄米 JA全農 初回入札で13万2000t落札2025年3月21日
-
配合飼料供給価格 1t400円値下げ 4‐6月期 JA全農2025年3月21日
-
鶏卵 夏以降、生産回復し価格落ち着きか 需給見通し検討委2025年3月21日
-
【浜矩子が斬る! 日本経済】商品券ばらまきで馬脚 「苦しい日本に向かって『楽しい日本』を振りかざすヒラメ男の無神経」2025年3月21日
-
国際協同組合年2025で危機を好機に 日本共済協会が「IYC2025の意義」セミナー(1)2025年3月21日
-
国際協同組合年2025で危機を好機に 日本共済協会が「IYC2025の意義」セミナー(2)2025年3月21日
-
米輸出に意欲 担い手への新たな支援も 江藤農相2025年3月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】国内供給を放置して進む輸入米と輸出米の危うさ2025年3月21日
-
【インタビュー】JA全農酪農部 深松聖也部長 結集力で日本の酪農を守る2025年3月21日
-
(427)卒業式:2日前と前日【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年3月21日
-
肉用鶏の衛生水準の向上等に関する検討会 中間取りまとめを公表 農水省2025年3月21日
-
個人番号の利用目的の変更 農林中金2025年3月21日
-
【Jミルク需給変動対策】初の155億円規模基金 非系統含む全酪農家、業者参加を2025年3月21日
-
みちのく産小麦使った喜多方ラーメン 特徴はもちもち感とコシの強さ JA会津よつば2025年3月21日
-
県産野菜、鍋で食べやすく れんこんのシャキシャキ感に合う上品なつゆの風味 JA全農いばらき2025年3月21日
-
日本の小粋な白ワイン 2023農民ドライ ココ・ファーム・ワイナリー2025年3月21日
-
環境配慮の理解が進んだ消費者は農産物に最大16%上乗せしても購入 NTTデータ経営研究所「環境配慮型食品に関する消費者調査」2025年3月21日