船上でのサンプル濃縮作業を省力化 バラスト水生物濃縮装置を発売 サタケ2019年5月9日
サタケ(広島県東広島市)は、バラスト水中の生物検査に必要なサンプル水の濃縮作業の省力化を実現する「BALLAST CATCH(バラストキャッチ)」を15日より販売する。
バラスト水中の生物検査に必要なサンプル水の濃縮作業を省力化する「BALLAST CATCH」
国際航路を運航する船舶から排出されるバラスト水は、水生生物の越境移動など海洋環境に影響を及ぼす。そのため、国際海事機関(IMO)は、バラスト水中のプランクトン数の排出基準を定めた「バラスト水管理条約」を2017年9月に発効、防止策を強化している。
サタケは、バラスト水中のプランクトン数を船上で検査できるバラスト水生物検査装置「BALLAST EYE」を2016年から販売。今回発売される「BALLAST CATCH」は、「BALLAST EYE」での検査に必要なサンプル水の濃縮作業の省力化を目的に、MOLエンジニアリングと共同で開発された。
「BALLAST CATCH」は、本体をハンドレールなどに固定し、配管接続を行えば、その後はバラスト水を流すだけでサンプル水の濃縮が可能となり、2人以上で行っていた従来の作業を省力化する。また、小型、量、電源が不要であるため、付属のバックパックに入れて船上へ持ち込める。
「BALLAST EYE」とのセット販売で、希望小売価格は300万円(税抜)。
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