住友化学、サステナビリティ調査でゴールド評価 エコバディス社調査2020年5月28日
住友化学は5月27日、仏エコバディス社のサステナビリティ調査で、「ゴールド」評価を獲得したと発表した。同調査の「ゴールド」評価は、対象となる企業全体の上位5%の水準にあたる企業が認定される。

エコバディス社は、グローバルサプライチェーンを通じた企業の環境・社会的慣行の改善をめざし、2007年に設立された企業のESG(環境、社会、ガバナンス)関連取り組みの評価機関。これまでに世界160か国、200業種におよぶ約6万5000企業を対象に、「環境」「労働と人権」「倫理」「持続可能な資材調達」の4分野で企業の方針・施策・実績について評価している。
多くの企業が、サプライチェーン全体にわたるサステナビリティの実現に力を注ぐ中、サプライヤー選定においても、ESGの観点から、エコバディス社のサステナビリティ調査における評価結果を選定基準の一つとして参照する動きが広がっており、同社グループでも取引先からの要請に応えて同評価結果の開示を行う例が増えているという。
同社は「今回の評価結果を励みとして、社会から信頼される企業集団であり続けるためにグループ一体となってサステナビリティ推進の取り組みを一層強化していく」とコメントしている。
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