衛星からの位置情報の活用は、カーナビやスマートフォンなど身近になったが、スマート農機などの農業機械や建設機械等の自動走行にはセンチメートル精度測位の実現が不可欠。日本では充実した密度の電子基準点網に加え、昨今民間の事業会社が構築する固定基準局も増え、補正データを利用したRTK方式による高精度測位が実用化してきている。GNSS受信機は、GNSS衛星からの信号を用いた単独測位に加え、インターネットで配信を受ける補正情報データを用いて、センチメートル級の高精度測位を行うことができる。

高精度測位GNSS受信機SEKIREIシリーズは、3モデルを展開。いずれも、センチメートル級で位置情報の測位ができる。また、定評のあるu-blox社 高精度GNSSモジュールZED-F9Pを搭載している。

SEKIREI-R9P

■クラウド測位対応多機能GNSS受信機SEKIREI-R9P

本体に、シングルボードコンピュータや多種通信ボードを搭載しており、様々なコンフィグレーションでの測位を検証する研究や実験に最適。内蔵するLTEボードとNtrip機能は、基準局用受信機として、またはクラウドGNSS測位を利用する移動体用の受信機としても使えるオールインワンパッケージとなっている。

SEKIREI-S9P

■超小型GNSS受信機 SEKIREI-S9P

超小型、超軽量の本体で、PCやスマートフォンなどと合わせて簡単に利用できるよう、Bluetooth接続を備えた小型・軽量なGNSS受信機。簡単な設定で、電源を投入と同時に測位を開始するシンプルな動作で、移動体を含めた様々な用途に、場所を選ばず利用できる。また、基準局用受信機として、あるいは研究用途でも、汎用的に必要とされるデータを出力できる。

SEKIREI-L9P

■超小型GNSSロガー受信機 SEKIREI-L9P

超小型、超軽量の本体で、PCやスマートフォンなどと合わせて容易に利用できるよう、Bluetooth接続を備えながら、小型・軽量なGNSSロガー受信機。簡単な設定で、電源を投入と同時に測位を開始するシンプルな動作で、移動体を含めた様々な用途に場所を選ばず利用できる。また、基準局用受信機として、あるいは研究用途でも、汎用的に必要とされるデータの出力や保存ができる。