西日本で行われた第1弾のデモフライトでは、実際の飛行を披露することで、カタログスペックだけでは伝えきれない「AC101」の魅力を伝えることができた。第2弾でも農作物の生産地として中心的な役割を担う東日本の各地域でデモフライトを実施。農業とドローンをつなげることを目指し、地域経済と産業の活性化に資するドローンの社会実装を推進する。

東日本で行われるデモフライトでは一部エリアで日本トップクラスの散布実績を誇るRave Project代表の請川博一氏による製品説明や、女性だけで構成された請負散布チームによるデモも予定。農薬散布用ドローンの導入などを検討する農家に向けて情報を発信する。

国産農業用ドローン「AC101」は2月1日、同社とNTT東日本、（株）オプティムの3社による合同出資で発足した新会社、NTTイードローンが展開する農業用ドローン。「軽量」「コンパクト」「低燃費」の3つをコンセプトにかかげ、日本の農業の現場に基づいて開発され。機体重量は約7キロ、軽トラックにも楽に積載できる設計で扱いやすい。1バッテリーで最大2.5ヘクタールに散布可能な低燃費と、早朝の作業でも見やすいタンクやバッテリー装着方法など、細やかに配慮されている。

西日本で行われたデモフライトでは、「農業用のドローンについては知識がなかったので勉強になった。個人では運用していくのは難しいと感じていたので、チームで仕事をする方を探す上でもとてもいい機会になった」（40代女性）、「ドローンについて少し分かるようになり、もっと性能や機種を見てみたいと思った。またイベントなど開催する機会があれば、参加したい」（50代男性）という感想があった。

東日本デモフライトは、参加無料。感染症拡大予防対策のため事前申込み制。

デモフライト・実施スケジュール（予定）