アシストウェアを授業で体感 農業実習で活用 興陽高校×ダイヤ工業2021年5月28日
医療用品メーカーのダイヤ工業株式会社(岡山県岡山市)は5月11日、岡山県立興陽高等学校農業科とアシストウェアを使ったスマート農業プロジェクトを始めた。
「ボンボーンモット」を装着して行われたぶどう農園での授業
同校はスマート農業の実現に向けた学習に力を入れており、JA共済連の地域貢献活動の協力を得て、スマート農業による未来の農業を支える後継者を育成している。同社の様々なアシストウェアの中から、今回はプロジェクトに使用する「DARWINGHakobelude(ダーウィンハコベルデ)」と「bonboneMOTT(ボンボーンモット)」の2種類のアシストウェアを用いて授業を行った。
20キロのポリタンクを持ち上げ、アシストウェアの有り、無しを体感
「ダーウィンハコベルデ」は、軽くて、動きやすさを追求した労働軽減アシストスーツ。同社独自の空気圧式の人工筋肉を用いることで持ち上げ作業をアシストし、長時間の中腰姿勢をラクに保持できるように設計されている。授業で生徒は、実際に20キロのポリタンクを持ち、アシストウェア有りと無しを比べながら体感した。
また、上を向いて行う作業をラクにする「ボンボーンモット」は、果樹農家独特の作業姿勢を分析し、腕上げ作業に特化したJA岡山と共同で開発したオリジナルサポーター。授業では、装着の仕方を確認してから、農園でのぶどうの花穂整形、誘引作業の授業に使われた。使用した生徒は、「装着がすごく簡単で、着けた後も身体が楽。ぶどうの枝管理の作業がすごくしやすかった」「軽量で、作業している時に装着している感じが少なく、快適に作業をすることができた」など感想を述べていた。
今後は、課題研究や授業の中で実際に使い、作業の効率化、身体にかかる負担の変化などを継続的に機能検証・計測。ぶどうだけでなく桃の袋掛け作業や、水稲栽培での苗箱の運搬作業などでの使用が期待できる。来年3月頃に実験結果の発表を予定している。
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