夜間のドローン調査に強み 鳥獣被害対策をワンストップで提供 地域環境計画2021年7月29日
全国各地での40年にわたる動植物調査の経験と実績を持つ株式会社地域環境計画(東京都世田谷区)は、夜間飛行の許可を得たドローン調査の技術を活用し、鳥獣被害状況調査、データ分析、その後の対応策から、鳥獣被害対策用品の販売、設置、メンテナンスまでワンストップで提供している。

同社は、1981年に自然環境に係わる調査やコンサルティングを行う会社として設立。動植物調査を中心に環境学習や生物多様性の保全・創出、GISを用いた自然情報の解析等の事業を展開してきた。全国7拠点の生きものスペシャリストが、地域の特徴を理解した上で、様々なネットワークを駆使し、地域の課題解決に向けた支援を実施。全国各地の官公庁やNPOなど各種団体、民間企業、学校などからのニーズに応えている。
野生鳥獣による農作物被害が、高い水準で推移し、狩猟の担い手の減少や高齢化が進む中、地域一丸で実効性のある鳥獣被害対策を推進することが求められている。ドローンを活用した鳥獣の生息調査では、ドローンを広い範囲で効率よく安全に飛行させ、対象鳥獣の生息域や個体数を把握できる。さらに、赤外線カメラを使用した夜間の撮影により、夜行性獣類が活発化する時間帯に効果的な調査結果が得られ、客観的で的確な対策の立案や実行が可能となる。一方、国内における夜間のドローン調査には規制があり、一定の操作技術を持つ組織でなければ施行できないことから、夜間のドローン調査は同社の強みの一つとなっている。
問い合わせは、地域環境計画企画営業本部 企画開発チーム(電話)03-5450-3700へ。(メール)kikaku-office@chiikan.co.jp。受付時間は平日午前9時~午後5時。
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