イスラエル発アグリテック「ネタフィム」宮城県亘理町で新米収穫 動画公開2021年11月15日
イスラエル発のアグリテック企業、ネタフィムは、東北支援として宮城県亘理町の「メノラーファーム」に点滴灌水システムを提供。初の収穫イベントに参加し、地域住民との収穫の様子を収めた動画を公開した。
初収穫が行われたメノラーファーム(宮城県亘理町)
同社は、宮城県亘理町で、NPO法人セリアの会が運営するメノラー国際リーダーシップセンター内「メノラーファーム」にイスラエル製の農業資材「点滴灌水システム」を提供している。10月2日に同ファームの陸稲畑で、ネタフィムの点滴灌水システムで育った米の収穫イベントが開催。同社は稲をともに育てた地域住民と米の収穫に参加した。動画では、収穫の様子を中心に、亘理町の山田周伸町長のインタビューや導入されている資材に関する解説を紹介している。
亘理町はイスラエルと親交が深く、東京オリンピック2020では東北の被災地の復興の様子を共有し、世界の支援に感謝する「東北復興ありがとう」ホストタウンとして、イスラエルのホストタウンにもなった。その中で、セリアの会が亘理町から貸与された土地の一部を「メノラーファーム」として地域住民とともに運営。ネタフィムが提供した資材を使い、畑の管理には東京のネタフィムジャパンからスタッフが定期的に出向くことで、子ども達でも農作業ができるように支援している。
メノラーファームで収穫された米は、イスラエル親善大使のセリア・ダンケルマン氏が中心となり地域の子ども達と一緒に栽培活動を行ってきた。今回は、2021年2月にネタフィムの点滴灌水システムが導入されてから初の収穫で、地域住民だけでなくイスラエル大使館や賛同企業からも注目された。
自ら鎌を手に取り、稲刈りをする亘理町の山田町長
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