環境ビジョンの策定と気候関連財務情報開示タスクフォース提言に賛同 井関農機2022年6月1日
井関農機株式会社は、環境ビジョンを策定し、環境基本方針・環境中長期目標について見直した。また、「気候関連財務情報開示タスクフォース」の提言に賛同し、同提言に沿った情報開示に取り組むことを決定したと5月30日に発表した。
同社グループは、持続可能な社会形成を可能とする環境保全を重要課題の一つと位置付け、環境方針を定めて環境経営を実践している。昨今の気候変動を始め、脱炭素社会の実現が求められる中で新たにビジョンを策定し、従来の環境基本方針・環境中長期目標を見直した。詳細は下記の通り。
1.環境ビジョン
「お客様に喜ばれる製品・サービスの提供」を通じ、2050年までにカーボンニュートラルで持続可能な社会の実現を目指す。
2.環境基本方針
持続可能な社会の実現を目指すべく、自然・社会・企業の調和に貢献する環境活動を推進する。
・環境マネジメントシステムの整備と機能的運用。
・カーボンニュートラルを実現する事業活動および製品・サービスの普及促進。
・環境関連法規制の順守。
・環境教育と環境情報公開。
3.環境中長期目標
・グローバル生産拠点でのCO2排出量を、2030年度に2014年度比で46%削減する。また、今後同社グループのCO2排出量削減に取り組む(Scope1、2)。
・取引金額の7割を占めるサプライヤーと連携した削減目標の策定や、環境に配慮した製品の開発を推進する(Scope3)。
・エコ商品の国内売上高比率を2025年に65%以上にする。
4.気候関連財務情報開示タスクフォース提言への賛同
情報開示の基本的な考え方を「情報を適切に開示し、社会的説明責任を果たす」とする。同提言に賛同し、同提言に沿った情報を開示する。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(146)-改正食料・農業・農村基本法(32)-2025年6月14日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(63)【防除学習帖】第302回2025年6月14日
-
農薬の正しい使い方(36)【今さら聞けない営農情報】第302回2025年6月14日
-
群馬県の嬬恋村との国際交流(姉妹)都市ポンペイ市【イタリア通信】2025年6月14日
-
【特殊報】水稲に特定外来生物のナガエツルノゲイトウ 尾張地域のほ場で確認 愛知県2025年6月13日
-
【注意報】りんごに果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 岩手県2025年6月13日
-
SBS輸入 3万t 6月27日に前倒し入札2025年6月13日
-
米の転売 備蓄米以外もすべて規制 小泉農相 23日から2025年6月13日
-
46都道府県で販売 随意契約の備蓄米2025年6月13日
-
価格釣り上げや売り惜しみ、一切ない 木徳神糧が声明 小泉農相「利益500%」発言や米流通めぐる議論受け2025年6月13日
-
担い手への農地集積 61.5% 1.1ポイント増2025年6月13日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】生産者米価2万円との差額補填制度を急ぐべき2025年6月13日
-
井関農機 国内草刈り機市場を本格拡大、電動化も推進 農機は「密播」仕様追加の乗用田植え機「RPQ5」投入2025年6月13日
-
【JA人事】JA高岡(富山県)松田博成組合長を新任(5月24日)2025年6月13日
-
【JA人事】JAけねべつ(北海道)北村篤組合長を再任(6月1日)2025年6月13日
-
(439)国家と個人の『食』の決定権【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年6月13日
-
「麦とろの日」でプレゼント 東京のららぽーと豊洲でイベントも実施 JA全農あおもり2025年6月13日
-
大学でサツイマイモ 創生大学と畑プロジェクト始動 JA全農福島2025年6月13日
-
JA農機の成約でプレゼントキャペーン JA全農長野2025年6月13日
-
第1回JA生活指導員研修会を開催 JA熊本中央会2025年6月13日