女性の利用率1位は「ハイポネックス原液」液体肥料に関する調査2022年7月1日
株式会社こどもりびんぐが提供する、ランキング形式で調査結果を発表するWebコンテンツ「ウーマンリサーチ」は5月13日〜26日、全国の女性539人を対象に「園芸と液体肥料についてのアンケート」を実施。その結果、女性が選ぶ「液体肥料」利用率の第1位は「ハイポネックス原液」(ハイポネックスジャパン)が、総合満足度第1位は「花工場原液」(住友化学園芸)となった。「花工場原液」は、価格満足度、効果満足度、推奨度、リピート率でも1位を受賞した。
女性が選ぶ「液体肥料」利用率・総合満足度
「ウーマンリサーチ」は、全国のWeb会員を対象に「園芸と液体肥料について」の調査を実施。その結果、回答者539人中、ガーデニングや家庭菜園など「自宅で植物を育てている」人は59.0%、「過去に育てていた」人は12.8%となり、71.8%に園芸経験があることが分かった。また、園芸経験者のうち、肥料の使用経験は387人(77%)、そのうち液体肥料の使用経験者は62.8%だった(複数回答)。ガーデニング・家庭菜園に興味を持ったきっかけは、「花や植物が好きだから」56.1%、「癒やしがほしかった」27.2%、「自給自足しようと思った」19.1%などが上位にランクインした。
「ハイポネックス原液」利用者からは、「よく名前を聞くブランドなので安心感がある。植物も元気になった」(40代・千葉県) 、「花工場原液」利用者からは「どこのホームセンターでも手軽に購入できる製品で、使い方も簡単で植物にもしっかり効果がある」(40代・埼玉県)と評価する感想が寄せられた。
液体肥料の購入時に最も重視したことは、「使いやすさ」が1位で「効果」「価格の安さ」「手軽さ」「安全性」と続いた。また、利用する肥料(形状を問わず)の選び方は「店頭でパッケージを見て比較する」が37.2%、「(選び方が)決まっていない」が18.1%、「決まったメーカー・ブランドのものを選ぶ人」が16.4%。重視ポイント、選び方ともに昨年と同じ順位で、買い替え時にブランドスイッチする可能性が高い点も変わらない。
育てた野菜を収穫して食べる食育やコミュニケーションの一役も
「現在植物を育てている」人と、子どもの年齢との関係をみたところ、未就学児〜小学生がいる人で約6割となった。低年齢の子どもがいる人からは「子どもと一緒に収穫ができて、食育にもなる」(40代・埼玉県)や「子どもが野菜をあまり食べてくれなかったが、自分で育てるようになってから進んで食べるようになった」(30代・北海道)などのコメントが多くみられたことから、子どもの「食育」として野菜や果物づくりを取り入れている人が多いと考えられる。
集まったエピソードには「近所の方々や世代が異なる人たちとの会話、コミュニケーションになる」(40代・埼玉県)や、「コロナを機に在宅勤務になり、平日も植木に目をかける時間が増えた。そのため、どんどん植物を増やしている」(40代・埼玉県)という内容も。女性の"園芸熱"にはさまざまな理由があることも分かった。
重要な記事
最新の記事
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】「盗人に追い銭」「鴨葱」外交の生贄にしてはならぬ農産物2025年5月2日
-
【2025国際協同組合年】情報を共有 協同の力で国際協力 連続シンポスタート2025年5月2日
-
イネカメムシが越冬 埼玉、群馬、栃木で確認 被害多発の恐れ2025年5月2日
-
九州和牛をシンガポール人に人気のお土産に 福岡空港で検疫代行サービスを開始 福岡ソノリク2025年5月2日
-
就労継続支援B型事業所を開設し農福連携に挑戦 有機農家とも業務提携 ハピネス2025年5月2日
-
宮崎ガス「カーボン・オフセット都市ガス」 を県庁などに供給開始 農林中金が媒介2025年5月2日
-
5月29日から「丸の内 日本ワインWeeks2025」開催 "日本ワイン"を学び、楽しむ3週間 三菱地所2025年5月2日
-
協同心の泉 大切に 創立記念式典 家の光協会2025年5月2日
-
【スマート農業の風】(14)スマート農業のハードルを下げる2025年5月2日
-
(433)「エルダースピーク」実体験【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年5月2日
-
約1cm程度の害虫を強力捕獲「吊るしてGET虫ミニ強力タイプ」新発売 平城商事2025年5月2日
-
農中情報システム 自社の導入・活用のノウハウを活かし「Box」通じたDX支援開始2025年5月2日
-
洗車を楽しく「CRUZARD」洗車仕様ホースリールとノズルを発売 コメリ2025年5月2日
-
戦後80年の国際協同組合年 世代超え「戦争と平和」考える パルシステム神奈川2025年5月2日
-
生協の「地域見守り協定」締結数 全市区町村数の75%超の1308市区町村に到達2025年5月2日
-
ムコ多糖症ニホンザルの臨床徴候改善に成功 組換えカイコと糖鎖改変技術による新型酵素2025年5月2日
-
エフピコ×Aコープ「エコトレー」など積極使用で「ストアtoストア」協働を拡大2025年5月2日
-
JA愛知信連と高機能バイオ炭「宙炭」活用に関する協定締結 TOWING2025年5月2日
-
5月の野菜生育状況と価格見通し だいこん、はくさい、キャベツなど平年並み 農水省2025年5月2日
-
「ウェザーニュースPro」霜予測とひょう予測を追加 農業向け機能を強化2025年5月2日