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シンとんぼ(182)食料・農業・農村基本計画(24)土地利用型作物に関するKPIと施策2026年2月28日

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 シンとんぼには農業の持続的発展と食料の安定供給への切なる思いがあり、この思いが一日でも早く実現されることを願いながら、今後の農業を占う様々な事項について持論を展開している。
 その一環でシンとんぼでは、大本の法律である食料・農業・農村基本法(2024年6月改正)の条文の理解を深め、シンとんぼなりに基本法をしっかりと学べたのではないかと思っている。

 現在、同法の理念を実現する具体的な内容が記された「食料・農業・農村基本計画」(以降、「基本計画」、2025年4月11日に閣議決定)の詳細を確認しながら、基本法の理念がどのように反映され、どうやって実現しようとしているのか等を検証し、農業現場で何がなされなければならないのか探ろうとしている。

 前回から「第4部 食料、農業及び農村に関し総合的かつ計画的に講ずべき施策」を検証しており、まずは前段でどのような考え方が述べられているか紹介した。ただ、この第4部は目標やKPIごとにそれをどんな施策で実現しようとしているのかがわかりにくい構成になっている。

 そのため、KPIを軸にして、それを実現するのにどんな施策が割り当てられているのか検証していこうと考えている。現在、第4部の「食料、農業及び農村に関し総合的かつ計画的に講ずべき施策」がどのように目標とKPIの達成に結びついているのか検証行っており、今回から土地利用型作物(米、麦、大豆、そば、いも類、甘味資源作物)に関するKPIとそれに対する施策を検証してみようと思う。

 これらの作物は、いわゆる主食を支える最も重要な作物であり、自給率向上を考える意味でも国内生産の増大を最も力を注がなければならない作物群であろう。

 そのため、基本計画では産地の持続性を確保するために、高温対策や輪作体系の確立といった作物の特性に合った対応を進め、農地の大区画化や水田の汎用化・畑地化、スマート農業技術の開発・導入促進、適切な輪作体系の導入、多収性品種・高温耐性新品種の導入等による単収の向上といった施策を推進していくとしている。

 これらの施策や導入効果は、作物ごとに異なるため、次回以降作物ごとにKPIをひも解き、それに対して計画されている施策をひも解いて、検証してみたい。(つづく)

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