畜産の熱中症対策に役立つコンテンツも ウェザーニューズが法人向け新サービス2022年10月12日
株式会社ウェザーニューズは、畜産の熱中症対策に役立つコンテンツなどを含めた法人向けの新たな気象情報サービス「ウェザーニュース for Business」の提供を始めたと発表した。
畜産業の熱中症対策に役立つサービスの画面
同社によると、「ウェザーニュース for Business」は、累計3500万ダウンロードに上る天気アプリ「ウェザーニュース」を初めてビジネス用に拡張した法人向けのサービス。店舗や工場、学校など幅広いユーザーを対象に、施設管理や防災、BCC対策などあらゆる市場のニーズに対応するパッケージを用意したとしている。
この中には、畜産事業者向けに役立つサービスとして、鶏など家畜の熱中症対策に役立つ「ヒートストレス予報」も盛り込まれている。最近の夏の高温傾向で、鶏が熱中症になって卵を生まなくなってしまうケースが増えたという畜産関係者の声を受けて、北里大学獣医学部などの協力で開発したサービスで、家畜に対する暑さのストレスを温度と湿度から算出する温湿度指数(THI)が画面に表示される。畜産農家はこの数値などをもとに養鶏場の環境をリアルタイムで把握し、鶏や牛、豚などに熱中症の恐れがあると判断した場合、扇風機を回したり、散水をするなど家畜のストレスを軽減する対策を取ることができる。
また、同社は、気温・風速・雨量など8要素を1分毎に観測できる高性能の気象観測機「ソラテナ」の企業向けの販売なども進めており、「ソラテナ」を養鶏場のそばに設置するなどして、さらにきめ細かな気象データを活用して暑さ対策に取り組むこともできるとしている。
同社は、新サービスについて今月末までトライアルの利用を受け付けている。
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