肥料事業を再編 愛媛工場での化成肥料製造を停止へ 住友化学2023年2月8日
住友化学株式会社は、肥料事業の再編の一環として愛媛工場(愛媛県新居浜市)にある化成肥料の製造設備を2024年9月末をめどに停止することを発表した。
同社は、気候変動への対応に加えて生態系保全や人々の健康促進などを含めた広義のグリーントランスフォーメーション(GX)の視点に立ち、事業ポートフォリオの変革を推進している。
肥料事業においては、事業の継続に向けた構造転換を目指し、品目展開の見直しに着手。
化成肥料については、成熟化した国内市場環境や昨今の原料価格高騰など厳しい事業環境に対して、コストの合理化などに努めているが、製造設備が高経年化による更新費用の増加など、中長期にわたって安定的に収益を確保することは困難との判断に至り、製造を停止することになった。
なお、被覆肥料、液体肥料、硫安、硝安については愛媛工場での製造を継続していく。
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