千葉市の小学生が働く農機体験 ドローン飛行を実演 ナイルワークス2023年9月12日
ナイルワークスは8月22日、マイファームが運営する千葉市の農育講座「~What is 農?~」で農業用ドローンの飛行を実演。千葉市の小学生に、働く農機を体験する機会を提供した。
農育講座でドローン飛行の様子
農育講座「ドローン・トラクター ~働く機械を見てみよう!~」には、小学3、4年生の20人が参加し、ナイルワークスは農業で活躍するドローンを紹介した。講座では、同社スタッフが、ドローンが飛ぶ仕組みとして、プロペラとバッテリー構造を解説し、子どもたちは、牛乳パックとストローで作った竹とんぼの羽を折り曲げ、ドローンのプロペラ構造について考えた。
羽を折り曲げる方向は、利き手によっても異なるため、ドローンのプロペラの形を参考に、竹とんぼを高く遠くへ飛ばす方法を工夫。また、ドローンのバッテリーを手に持ち、ドローンが飛ぶためのエネルギー量の大きさを想像した。子どもたちは、「バッテリーは、思ったよりも重い。だから、大きなドローンが飛べる!」と発見していた。
そして、ドローンの飛行を見学しながら、肥料や農薬散布にドローンが活用されていることを学んだ。ナイルワークスのドローンは、ボタン一つ押すだけで、自動で飛行するため、その飛行を見て、「パパは、自分で撒いているから大変そう。ドローンがあると便利そうだ」との声もあがった。
マイファームのスタッフによる鍬とトラクターのレクチャー
作物を育てるための土づくりを体験
ドローン飛行に続き、マイファームのスタッフが、鍬とトラクターの違いを紹介した。日常では、固いコンクリートの上を歩くことの多い子どもたちは、柔らかい土の感触を楽しみながら、作物が育ちやすい環境を作るために重要な土づくりを体験。鍬で土を耕すより、トラクターを活用することで、労力削減や時間短縮につながることを体感した。
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