【みどり戦略】飽和水蒸気で種苗消毒する「蒸熱処理装置」の普及拡大 FTHを認定2023年9月12日
FTH(鹿児島県鹿児島市)は、農水省より「みどりの食料システム法に基づく基盤確立事業実施計画」として、9月に認定された。
幅広い作物に対応した蒸熱処理装置
同社の「蒸熱処理装置」は、飽和水蒸気で種苗消毒することで病害虫の発生リスクを軽減し、環境負荷低減に寄与することから、みどり投資促進税制の対象機種に追加された。幅広い作物に対応した製品をラインナップし、薬剤による消毒に代替する技術として、化学農薬の使用低減に寄与する。
今回認定を受けた蒸熱処理装置の普及拡大には、販路拡大を目指し、販売体制の強化やPR活動に取り組む必要がある。このため、販売協力店向けの研修会や展示会を定期的に行い、環境負荷低減に寄与する技術であることを記載したパンフレットを作成し、販売活動に活用する。
計画の実施期間は、2023(令和5)年9月から2028(令和10)年3月。
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