多様な作物を効率よく収穫 普通型コンバイン「YH1170」4月1日発売開始 ヤンマーアグリ2024年3月21日
ヤンマーホールディングスのグループ会社であるヤンマーアグリ株式会社は、多様な作物を高精度・高能率に収穫する普通型コンバイン「YH1170」を2024年4月1日月に発売する。さらに5月には直進アシスト仕様を追加する。
農林水産省は、2025年食料自給率45%の達成に向けて、飼料用米、麦、大豆などの生産を振興しており、更に2020年には子実用とうもろこしも新たに助成の対象となった。今後は、それらの作物の作付面積拡大が予想されている。同機は、豊富なアタッチメントや作物別専用ヘッダーを取り付けることで、これらの作物の高精度・高能率な収穫を実現する。
普通型コンバイン「YH1170」
■商品概要
・商品名
普通型コンバイン「YH1170」
・発売日
2024年4月1日(月)※直進アシスト仕様は5月1日(水)予定
・商品価格
17,710,000円~20,108,000円(税込、メーカー希望小売価格)
■主な特長
(1)各種ヘッダーによる高精度・高能率に収穫を実現
作業環境やほ場規模などに合わせ、2.1m、2.6m、3.2mの3種類のリールヘッダーから選択可能。3.2mのスーパーワイドヘッダーなら高能率作業が可能で、北海道の条間33cmで10条の稲でも刈り残し無く作業が行える。また、豊富なアタッチメントや作物別専用ヘッダーをオプションで用意しており、多様な作物や作業体系に合わせて高精度・高能率に収穫作業が行える。
(2)直進アシストで刈取作業を省力化(直進アシスト仕様のみ)
多様な作物・ほ場の形でも基準線を作るだけで刈取作業を労力軽減する。衛星から位置情報を取得する自動操舵システムを採用し、基準線を登録するだけで、「基準線に平行な自動直進」と「基準線に対して90度の経路での自動直進」が可能。神経を使うハンドル操作は不要で、作物に合わせた細かな調整に集中することができる。
(3)丸ハンドルと電子制御FDSで乗用車感覚の走行を実現
ヤンマー独自の電子制御によるハンドル操作で、大回りの旋回からその場での旋回まで自在に行える。さらにオールマイティシフトレバーにノークラッチ副変速ボタンを追加したことで、停止しなくてもボタン1つですばやく高速に変速でき、排出までの移動時間を短縮できる。
(4)高速作業でも丁寧に脱こく、ロスなく選別
脱こく時はスクリューこぎ歯で作物を傷めずに搬送することができる。ローター回転変速レバーは3段の設定(稲・麦用/子実コーン用/大豆用)が可能で、機体後方のレバーで簡単に、作物に合った回転速度に変更することができる。
選別時は、2つのチャフシーブと理想的な風の流れでロスを少なくきれいな選別が行える。排わら量を検出し、チャフシーブの角度とファン風力を自動調整。さらに、運転席に座りながら手動でのダイヤル調整も可能になり、状況に合わせて最適な選別が可能になる。
【商品に関する問い合わせ】
ヤンマーアグリ株式会社 お客様相談室
TEL:06-7636-9298
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】カンキツ類に果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 高知県2025年10月17日
-
【国際協同組合年・特別座談会】いまなぜ二宮尊徳なのか 大日本報徳社鷲山社長×JAはだの宮永組合長×JAはが野猪野氏(1)2025年10月17日
-
【国際協同組合年・特別座談会】いまなぜ二宮尊徳なのか 大日本報徳社鷲山社長×JAはだの宮永組合長×JAはが野猪野氏(2)2025年10月17日
-
【国際協同組合年・特別座談会】いまなぜ二宮尊徳なのか 大日本報徳社鷲山社長×JAはだの宮永組合長×JAはが野猪野氏(3)2025年10月17日
-
25年度上期販売乳量 生産1.3%増も、受託戸数9500割れ2025年10月17日
-
(457)「人間は『入力する』葦か?」という教育現場からの問い【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年10月17日
-
みのりカフェ 元気市広島店「季節野菜のグリーンスムージー」特別価格で提供 JA全農2025年10月17日
-
JA全農主催「WCBF少年野球教室」群馬県太田市で25日に開催2025年10月17日
-
【地域を診る】統計調査はどこまで地域の姿を明らかにできるのか 国勢調査と農林業センサス 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年10月17日
-
岐阜の飛騨牛や柿・栗など「飛騨・美濃うまいもん広場」で販売 JAタウン2025年10月17日
-
JA佐渡と連携したツアー「おけさ柿 収穫体験プラン」発売 佐渡汽船2025年10月17日
-
「乃木坂46と国消国産を学ぼう!」 クイズキャンペーン開始 JAグループ2025年10月17日
-
大阪・関西万博からGREEN×EXPO 2027へバトンタッチ 「次の万博は、横浜で」 2027年国際園芸博覧会協会2025年10月17日
-
農薬出荷数量は0.5%増、農薬出荷金額は3.5%増 2025年農薬年度8月末出荷実績 クロップライフジャパン2025年10月17日
-
鳥取県で一緒に農業をしよう!「第3回とっとり農業人フェア」開催2025年10月17日
-
ふるさと納税でこどもたちに食・体験を届ける「こどもふるさと便」 IMPACT STARTUP SUMMIT 2025で紹介 ネッスー2025年10月17日
-
全地形型プラットフォーム車両「KATR」、レッドドット・デザイン賞を受賞 クボタ2025年10月17日
-
農業分野初「マッスルスーツSoft-Power」と「COOL-VEST」を同時導入 イノフィス2025年10月17日
-
伝統のやぐら干し「産直大根ぬか漬けたくあん」がグッドデザイン賞受賞 パルシステム2025年10月17日
-
鳥インフル 米モンタナ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年10月17日