日本初 果樹専門ドローンコンサルティング事業を開始 大地のいのち2024年4月16日
農業資材の開発・販売、農産物の生産、加工販売を手がける、株式会社大地のいのち(長崎県西海市)は、果樹専門ドローンコンサルティング事業を開始した。

大地のいのちは、シリコンバレーの最先端自動運転技術を応用した高性能大型ドローンメーカー、EA VISION社とパートナーシップを結び、果樹専用AIドローンコンサルティング事業を始動。同事業において同社は、ドローン散布の受託業務、ドローンの販売および果樹農業に最適な液体肥料や活力剤、微生物資材などの製品を提供し、その効果的な使用方法に関するコンサルティングを行う。
EA VISION社が開発した果樹専用AIドローンは、急傾斜地や障害物の多い圃場でも、安全かつ効率的な作業が可能。防除作業や肥料散布作業の安全面のリスクと労力を大幅に軽減し、品質向上につなげる。海外ではすでに年間5000台以上の大型機が販売されている。
大地のいのちは、この果樹専用ドローンコンサルティング事業を通じて、日本の果樹産業の維持と発展を目指す。同社の生田智昭代表取締役は、「果樹専用AIドローンの導入はコスト削減、品質向上だけでなく、減農薬や生産者の安全と労力軽減のためにも重要。初期段階では柑橘類を対象としているが、リンゴや柿、梅など他の果樹への展開も視野に入れている」と話している。
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