福岡県久留米市発いちごのAI自動収穫ロボット「ロボつみ」CFで3160万円調達2024年5月22日
株式会社アイナックシステム(福岡県久留米市)は、農業の完全自動化を進めるため同社が開発したいちごのAI自動収穫ロボット「ロボつみ(R)」において、株式投資型クラウドファンディングで3160万円(※募集締切時点)の資金調達に成功した。
いちごのAI自動収穫ロボット「ロボつみ®」
いちごのAI自動収穫ロボット「ロボつみ®」は、自動で工場内を走り、AIによる色判定で収穫に適したいちごを自動で収穫するロボット。同社の調べによると、いちごに触れずに収穫することで従来より約4日の長持ちにつながる。特許を2件取得しており、収穫労働時間を約60%削減する。
同社は今後、開発をより加速させるため、IPO前の急成長ベンチャーに投資できる「FUNDDINO」で、株式投資型クラウドファンディングを実施したところ、目標額1000万円に対して、3160万円(※募集締切時点)の調達に成功した。2025年にかけて、九州内の「ロボつみ®」の購入希望者に販売し、実稼働実績を得ていく。また、植物工場専用の「ロボかり」の基礎開発を行う計画。植物工場専用「ロボかり」は、人と同等の高速動作を行うことを前提に、同社のFA制御技術を応用することで、短期間で立ち上げる。
このほか、農作業補助機器の開発では、不慣れな人でもいちごの収穫時期判断を可能にする「ロボつみ®の目」や、いちごに手を触れずに収穫する「ロボつみ®ハンド」の開発、販売も予定。直近では熊本県で開催の「J AGRI KYUSYU(旧:九州 農業WEEK)」で「ロボつみ」実演展示と、大幅な燃料コスト削減、Co2排出削減を実現する局所土壌ヒーターとコントローラーを展示する。
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