千葉市の小学生が「国産自動飛行ドローン」で農体験 ナイルワークス2024年10月2日
農と食の課題をテクノロジーとアイディアで解決するナイルワークスは8月23日、マイファームが運営する千葉市の農育講座「ドローン・トラクター~働く機械を体感!~」で、小学3・4年生に国産自動飛行ドローンの飛行を実演した。
千葉市で行われた国産自動飛行ドローンの飛行実演
千葉市では、市内の小中学生を対象に農育講座「What is 農?2024」を企画し、「農」や自然と関わることの楽しさを学べる場を提供している。ナイルワークスは、8月23日開催の同講座で、小学3・4年生20人を対象に、農業で活躍する自動飛行ドローンを紹介した。
国産の自動飛行ドローンを開発するナイルワークスは、これまでに培ってきた知見を活かし、ドローンが飛行する仕組みを説明。ドローンが飛ぶための大切な要素のひとつであるプロペラを体感するため、牛乳パックとストローで作った竹とんぼでプロペラの構造を考え、羽の折り曲げ方を工夫しながら、空高く、遠くに飛ばせるようになるまで何度も挑戦した。
また、自動で離陸・散布・着陸までを実行するドローンの飛行実演を見学。ドローンの登場で、農家が肥料や農薬散布の重労働から解放され、飛躍的に農業が変わったことを実感する機会となった。
ドローン飛行に続き、マイファームのスタッフによる、鍬とトラクターの違いの体験を実施。マイファームは、「自産自消のできる社会」を目指し、体験農園や農業学校の運営、農産物の生産、流通販売事業等に取り組んでいる。作物が育ちやすい環境を作るために重要な土づくりについて、鍬で土を耕す体験とトラクターの実演見学を通して、昔と今の農業の違いを体感した。
ナイルワークスは、テクノロジーの力で、農と食の未来を描くため、次世代へ農や食について伝える活動に力を入れている。同社が現場で培ってきた経験を元に技術を伝える「理論」と、実際に農業の現場での技術に触れてもらう「体験」の双方を重視し、知見を伝えている。
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
アメリカ・バースト【小松泰信・地方の眼力】2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
備蓄米 第3回は10万t放出 落札率99%2025年4月30日
-
「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
-
東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
-
大阪万博「ウガンダ」パビリオンでバイオスティミュラント資材「スキーポン」紹介 米カリフォルニアで大規模実証試験も開始 アクプランタ2025年4月30日
-
農地マップやほ場管理に最適な後付け農機専用高機能ガイダンスシステムを販売 FAG2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日