高機能バイオ炭「宙炭」のTOWING メキシコで土壌改良の実証実験開始2024年12月6日
TOWINGは、Yazaki North America, Inc.(米国ミシガン州)、長瀬産業と共同で、TOWINGが開発する高機能バイオ炭「宙炭(そらたん)」を活用したメキシコにおける土壌改良と農業生産性の向上を目的とした実証実験を11月から開始した。
メキシコでは、農作物の栽培に化学肥料が広く使われており、土壌劣化や農業生産性の低下の要因と考えられている。実証実験でTOWINGは、同社が開発する「宙炭」の活用により短期間で土壌改良を実現。化学肥料への依存度の低減と土壌への炭素貯留することで、脱炭素化に貢献する持続可能なソリューションを提供する。
Yazaki North Americaは、北米およびメキシコを含む中米で、自動車用ワイヤーハーネスの製造・販売を主軸とした事業を展開。地域の経済発展に寄与するとともに、同地域での環境保全活動にも注力している。また、長瀬産業は、グローバルサウスを含めた新規エリアで事業展開を推進している。
同プロジェクトは、Yazaki North Americaと、長瀬産業の子会社Nagase Enterprise Mexicoのサポートのもと実施。TOWINGは、「宙炭」の普及を通じてメキシコの持続可能な農業を実現することを起点に、気候変動などの地球規模課題への貢献を目指す。
実証実験は現在、メキシコのグアナファト州の農場で、リーフレタスとヘッドレタスの栽培において実施。2025年2月から対象作物を収穫し、収量や土壌にどのような変化が見られたかを分析する。
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