福島の農業高校でドローンに関する勉強会開催 NTTイードローン2024年12月10日
NTT東日本福島支店とNTTイードローンは12月11日、農業高校へのドローン活用提案の一環として、福島県立福島明成高等学校でドローンに関する勉強会を開催。農業用ドローンと空撮用ドローンのデモフライトを実施する。
勉強会で使用するNTTイードローン社製ドローン「AC101connect」
両社は、農業高校をはじめ、地域のスマート農業に興味のある団体・事業者・農家に向けて、ドローンなどデジタル技術を活用した地域社会課題の解決に積極的に取り組んでいる。
農業分野における「従事者の高齢化」「人材不足」「後継者不足」などの課題を解決する手段として注目を集めるスマート農業でも特に、生産性向上・省力化を目的としたセンサーやカメラを利用した農業IoTやドローン等のデジタル技術活用は、農作業を効率化するツールとして急速に拡大している。
こうした背景を踏まえ、福島県内初となる農業高校で行われる勉強会は、ドローンに関する基礎知識を学ぶ座学や農業用ドローンを用いた農薬散布デモフライト、空撮用ドローンを用いた空撮による圃場の生育状況確認実演などを実施する。
勉強会で使用するParrot社製ドローン「ANAFI Ai」
使用するドローンは、NTTイードローン社製の「AC101connect」。日本の農業現場に適したコンパクトで軽量な機体で、シンプルな自動化により操縦負担を軽減する。また、長時間の飛行が可能なバッテリーを搭載している。このほか、NTTドコモなどが提供する上空LTEを利用できるParrot社製「ANAFI Ai」を使用。高精細な静止画の撮影が可能で、防水防塵対応(IP53)により降雨時でも飛行できる。
NTT東日本グループは、「地域の未来を支えるソーシャルイノベーション企業」として、今後も通信事業で培ったアセット・ノウハウを活用した地域のレジリエンス強化に取り組み、デジタルを活用した農業分野のスマート化の実現につなげる。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(150)-改正食料・農業・農村基本法(36)-2025年7月12日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(67)【防除学習帖】第306回2025年7月12日
-
農薬の正しい使い方(40)【今さら聞けない営農情報】第306回2025年7月12日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 茨城県2025年7月11日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 新潟県2025年7月11日
-
【注意報】果樹に大型カメムシ類 果実被害多発のおそれ 北海道2025年7月11日
-
【注意報】果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 福島県2025年7月11日
-
【注意報】おうとう褐色せん孔病 県下全域で多発のおそれ 山形県2025年7月11日
-
【第46回農協人文化賞】出会いの大切さ確信 共済事業部門・全国共済農協連静岡県本部会長 鈴木政成氏2025年7月11日
-
【第46回農協人文化賞】農協運動 LAが原点 共済事業部門・千葉県・山武郡市農協常務 鈴木憲氏2025年7月11日
-
政府備蓄米 全農の出荷済数量 80%2025年7月11日
-
【'25新組合長に聞く】JA加賀(石川) 道田肇氏(6/21就任) ふるさとの食と農を守る2025年7月11日
-
【'25新組合長に聞く】JA新みやぎ(宮城) 小野寺克己氏(6/27就任) 米価急落防ぐのは国の責任2025年7月11日
-
(443)矛盾撞着:ローカル食材のグローバル・ブランディング【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月11日
-
【2025国際協同組合年】協同組合の父 賀川豊彦とSDGs 連続シンポ第4回第二部2025年7月11日
-
米で5年間の事前契約を導入したJA常総ひかり 令和7年産米の10%強、集荷も前年比10%増に JA全農が視察会2025年7月11日
-
旬の味求め メロン直売所大盛況 JA鶴岡2025年7月11日
-
腐植酸苦土肥料「アヅミン」、JAタウンで家庭菜園向け小袋サイズを販売開始 デンカ2025年7月11日
-
農業・漁業の人手不足解消へ 夏休み「一次産業 おてつたび特集」開始2025年7月11日
-
政府備蓄米 全国のホームセンター「ムサシ」「ビバホーム」で12日から販売開始2025年7月11日