農業用生分解マルチ「NINJAマルチ」に新サイズ追加 オーミヤ2025年2月17日
株式会社オーミヤは2月14日、農業用生分解マルチシートシリーズ「NINJAマルチ」から新サイズで幅135cmの「NINJAマルチ10mMS-135BK10」と「NINJAマルチ200mMS-135BK200」の販売を開始した。
「NINJAマルチ」は、使用後に土中にすき込むことで分解される生分解プラスチック製の農業用マルチシート。生分解性プラスチックのPBATとPLAが主成分で、土中の微生物により最終的に水と炭酸ガスに分解され、従来のポリエチレン製マルチシートで必要だった剥ぎ取り作業、廃棄が不要になる。
NINJA マルチ10m MS-135BK10
新商品は、従来の95cm幅より畝幅が広い畝幅80~90cmの畑に対応した、135cm幅のマルチシート10mと200mの2サイズで、主に、さつまいも、玉ねぎ、キャベツ、白菜の植え付けに最適な幅のマルチシート。「NINJAマルチ10mMS-135BK10」は、長さ10mの使い切りタイプで、家庭菜園や貸農園向きサイズ。使い捨てプラスチックを減少したい。ゴミを減らしたいと考える個人向けとなる。
NINJAマルチ200m MS-135BK200
一方、「NINJAマルチ200mMS-135BK200」は、数千平方メートル単位で作物を栽培する専業農家、農業法人向け商品。作物収穫後にトラクターで土中にすき込むことで自然分解するため、作業時間の短縮と廃棄コストの削減が可能となる。
生分解マルチシートの経過
生分解性プラスチックは、土中の微生物の働きにより、分子レベルまで分解され、最終的に炭酸ガスと水になって自然に循環する性質を持つプラスチック。自然環境への負荷が少ないことから、ストロー等食品容器にも近年採用されている。
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