レタスの新品種「ターンオーバー」発売 べと病耐病性・在圃性に優れる晩抽性 サカタのタネ2025年4月3日
サカタのタネは、形がよく栽培の安定性と結球性に優れた玉レタスの新品種「ターンオーバー」の種子を、6月から発売する。
玉レタスの新品種「ターンオーバー」
「ターンオーバー」は、第73回全日本野菜品種審査会で1等特別賞、輸出・国際局長賞を受賞した品種。晩抽性品種なので抽苔が遅く在圃性に優れ、ゆっくり結球するため出荷時期を調整しやすい。「ターンオーバー」は早生品種で、温暖地・暖地の秋冬採りと春採りに加え、高冷地・冷涼地の夏採りに向いており、偏円形の青果なので箱詰めのしやすさにも優れている。
「ターンオーバー」作型図
サリナス系で葉肉が厚いため、豪雨などで生じる葉の傷みの被害が少なく、輸送性にも優れ、日持ちもよい。さらに、長雨後の急な強光下で葉が日焼けをして色が白くなる白化やしおれが起きにくい性質もある。レタス根腐病レース1、2と黒根病に加え、べと病に耐病性があり、総じて生育を管理しやすい品種。生産者は安定して高品質なレタスの青果を出荷することが可能になる。
「ターンオーバー」の希望小売価格はペレットシード缶5000粒入り1万3090円(税込)。全国の種苗店・JAを通じて販売される。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(172)食料・農業・農村基本計画(14)新たなリスクへの対応2025年12月13日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(89)フタルイミド(求電子剤)【防除学習帖】第328回2025年12月13日 -
農薬の正しい使い方(62)除草剤の生態的選択性【今さら聞けない営農情報】第328回2025年12月13日 -
スーパーの米価 前週から14円下がり5kg4321円に 3週ぶりに価格低下2025年12月12日 -
【人事異動】JA全農(2026年2月1日付)2025年12月12日 -
新品種育成と普及 国が主導 法制化を検討2025年12月12日 -
「農作業安全表彰」を新設 農水省2025年12月12日 -
鈴木農相 今年の漢字は「苗」 その心は...2025年12月12日 -
米価急落へ「時限爆弾」 丸山島根県知事が警鐘 「コミットの必要」にも言及2025年12月12日 -
(465)「テロワール」と「テクノワール」【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月12日 -
VR体験と牧場の音当てクイズで楽しく学ぶ「ファミマこども食堂」開催 JA全農2025年12月12日 -
いちご生産量日本一 栃木県産「とちあいか」無料試食イベント開催 JA全農とちぎ2025年12月12日 -
「いちごフェア」開催 先着1000人にクーポンをプレゼント JAタウン2025年12月12日 -
生協×JA連携開始「よりよい営農活動」で持続可能な農業を推進2025年12月12日 -
「GREEN×EXPO 2027交通円滑化推進会議」を設置 2027年国際園芸博覧会協会2025年12月12日 -
【組織改定・人事異動】デンカ(1月1日付)2025年12月12日 -
福島県トップブランド米「福、笑い」飲食店タイアップフェア 期間限定で開催中2025年12月12日 -
冬季限定「ふんわり米粉のシュトーレンパウンド」など販売開始 come×come2025年12月12日 -
宮城県酪初 ドローンを活用した暑熱対策事業を実施 デザミス2025年12月12日 -
なら近大農法で栽培「コープの農場のいちご」販売開始 ならコープ2025年12月12日


































