植物由来殺菌剤「プロブラッド液剤」取り扱いを発表 ナガセサンバイオ2025年4月4日
長瀬産業の100%子会社でナガセサンバイオは3月26日、ポルトガルのCEV S.A.社が開発した、食用スイートルーピン豆の発芽種子から抽出した濃縮植物たんぱく質をベースとした殺菌剤「プロブラッド液剤(PROBLAD SL)」の日本における登録認可を取得。販売は2026年春頃を予定している。
プロブラッド液剤 製品ボトル(イメージ)
「プロブラッド液剤」は、食用スイートルーピン豆の発芽種子から抽出した濃縮植物たんぱく質をベースとした天然由来の革新的な殺菌剤。野菜類を中心とする幅広い作物の糸状菌・細菌を防除する。今回初めて承認された登録ラベルには、主な用途として、野菜類ではうどんこ病、トマト/ミニトマトでは灰色かび病が含まれている。
スイートルーピン豆
ナガセサンバイオは、国内外の環境負荷の低い農業資材の探索・導入を通じて製品を育成する姿勢がCEV S.A社より高く評価され、日本の輸入総代理店として選ばれた。同製品の販売は2026年春頃の予定で、今後は農薬メーカーとの連携を強化し、持続可能な農業の実現に向けて取り組む。
プロブラッド液剤(原液)
商社、製造、研究開発の各機能を軸に事業を展開する長瀬産業は、この取り組みを通じて、基盤領域であるライフサイエンス分野での商社機能の強化を目指す。
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
アメリカ・バースト【小松泰信・地方の眼力】2025年4月30日
-
【人事異動】農水省(5月1日付)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
備蓄米 第3回は10万t放出 落札率99%2025年4月30日
-
「美杉清流米」の田植え体験で生産者と消費者をつなぐ JA全農みえ2025年4月30日
-
東北電力とトランジション・ローンの契約締結 農林中金2025年4月30日
-
大阪万博「ウガンダ」パビリオンでバイオスティミュラント資材「スキーポン」紹介 米カリフォルニアで大規模実証試験も開始 アクプランタ2025年4月30日
-
農地マップやほ場管理に最適な後付け農機専用高機能ガイダンスシステムを販売 FAG2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日