野菜相場低迷で「生産者応援セール」 コープネット2014年11月13日
生協のコープネット事業連合は、野菜相場低迷の影響を受けている産地・生産者を応援するために、11月3日から16日まで、店舗と宅配サービス「コープデリ」において「生産者応援セール」を実施している。
この夏に日照不足などで不作となっていたキャベツ、レタス、ブロッコリー、ダイコン、ハクサイなどの露地野菜が、現在は天候が安定したことで豊作となり、野菜出荷量が大幅に増え、相場が低迷している。
コープネットの産直産地にはこの影響を受けている生産者が多いこと、とくに2月の大雪によりハウスが倒壊し、生計をたてるためにハウス栽培から露地栽培に切り替えた農家にとっては経営を維持していくうえで深刻な状況になっている。
このため、コープネットでは「生産者応援セール」を実施して、組合員に野菜購入を積極的に呼びかけ、野菜の消費を増やすことで、産地・生産者の支援につなげていきたいとしている。
【生産者応援セールの概要】
○実施時期
▽店舗:11月8日から16日スーパーマーケットタイプ店舗(全78店舗)(コープながのを除く)
▽宅配:11月3日週の注文から11月10日週の注文
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